13:05 長坂道T字分岐近くのベンチにて景色を眺めながらの昼食の後、
笙ヶ岳の方へと 歩き出した。
毎度同じ方向から撮ってしまう岩峰の岩。
岩峰を過ぎると、笙ヶ岳三峰が どど~んと目の前に。
よく見たら、
三峰の上に小さく人の姿が。秋田の方だな。
そばの枯草の中から ニッコウキスゲの葉が顔を出している道を下っていくと、
三峰の雪の斜面を 秋田の方が 下ってきた。
「笙ヶ岳一峰で ご飯食べてきました~。
気持ちよかったです~。」
私と反対まわりで御浜へ向かう秋田の方とちょっと言葉を交わして
それぞれの方へ。
私は こっちへ。
ツボ足でも登れそうだけど、登りやすいように軽アイゼンを付けて。
山頂の方に雲。
次々に姿を変える雲がおもしろくて、見るたびにパチリ。
三峰のピークの手前で 振り返ってパチリ。
すでに雪が無くなっている三峰のピークを越え、
二峰の方へ。
ガスが晴れていたら、庄内平野や日本海を眺めながら歩ける道。
見下ろした千畳ヶ原は こんな感じ。
雪がとけたところから 植物たちが顔を出し始めているんだろうな・・・。
残雪の時期の千畳ヶ原にも いつか行ってみたい。( ´艸`)
こんもり。
ミネザクラにも会えた。
輪になって咲いていたハクサンイチゲ。
ポツンと咲いているショウジョウバカマあり。
来年は 辺りに仲間が増えていることだろう。
こんなのを見るたびに、音を立てて崩れる瞬間を見てみたいと思う。
(きっと ビックリするだろうけど。)
『花』と『心』。
緩やかな風が吹く稜線歩き。
青空を映す池塘。
カエルの声が聞こえるかな・・・と思ったけど この日は聞こえず。
振り返ると、
雪渓の上を影が流れていた。
一峰は目の前。
ここで振り返った景色も好き。
ヒメイチゲ・・・だろうか?
一峰に登る坂の途中、ポツポツ咲いていた。
そして・・・
笙ヶ岳一峰に到着。
毎度 景色を眺めながら休憩する南側の場所へ。
長坂道の方にもハクサンイチゲが。
すぐ近くの石の間にはコメバツガザクラ。
残念ながら遠くの景色は 霞んで良く見えなかったけど、
見下ろしたところに赤い屋根も万助小舎が見えたからヨシ。
ヨツバシオガマの葉かな。
今度来た時には咲いてるかな。
陽の光をいっぱい集めたようなミヤマキンバイ。
毎度撮ってしまう オブジェのような木。
では、戻りましょう。
雪渓の割れ目?を眺め・・・
笙が岳一峰を出発。
大きな石の隙間に生えた草の中にニッコウキスゲの葉。
ここで花を咲かせるのかな。
三峰まで戻って来ると、
鳥海湖の方から雪渓を登ってきている人の姿が小さく見えた。
帰りは こっちへ。
三峰から下る。
来るときは、御浜から あの岩峰の道を来た。
鞍部に下ったところで、三峰の斜面を振り返って見る。
青空を映す池塘を楽しみに、ザクザク残雪の上を歩いた。
・・・④へ続く・・・