笙ヶ岳三峰から鞍部へ下ったところで山頂と鍋森を眺め、池塘の方へ。
うわ~い!\(^o^)/
向こうから来た方は、鳥海湖からの雪渓を登っていた方だった。
「大平の方へ下るのは こっちでいいですか?」
と おっしゃるので、
吹浦コースの標柱が見える辺りまで ご一緒し、
そこで分かれて 私は賽の河原の方へ。
その方は仙台からいらしたそうで、
大平の駐車スペースに車を停め、自転車で鉾立に移動して山頂まで行ってきたそう。
「せっかくなら 登りと別の道を下りたいもんね。」
と笑顔でお話してたけど・・・。(;^ω^)
もういっちょ雪渓。
ちょっとドキドキするけど、ステップついてるから大丈夫。
(登りではチェーンスパイク付けたけど、下りはツボ足で。)
下ったところで振り返って見る。
雪渓の先からの石の登山道を
雪解け水が チョロチョロ音を立てながら流れていた。
午後になっても シラネアオイたちは元気。
つぼみが あちらこちらに まだたくさんあったから、
しばらく花を楽しめるんだろうな。
視界が開けたところで 西側斜面を見ると・・・
黄緑色や そこに少し赤みを加えたような色など、
斜面をおおう木々の葉が 午後の日に輝いていた。
次に来るときは、辺り一面 緑色になっているんだろうな。
緑といっても、いろんな色があるけど。
岩のような大きな石。そこに積まれた石。
「人は何故石を積むんだ?」
と、昨年 七高山まで登った夫がつぶやいた時、
「それは きっと『祈り』だよ」
と答えた。
石を取り囲むように咲いているイワカガミ。
何だか微笑ましい。( ´艸`)
石とシダ。私にとっては好きなもの同士の組み合わせ。( ´艸`)
西日があたる稲倉岳。
木の枝の陰にひっそりと、でも賑やかに、
岩の上に咲いていたイワカガミたち。
奈曽渓谷にも西日が差し込む。
今度来るとき、花は咲いててくれるだろうか。
16:04 下山。
これこれ、朝「あれ?」と思ったこの自転車、
下りの途中でお会いした仙台の方のものだったんだな。
吹浦口に そろそろ下山された頃かな。
帰りのブルーラインでも、
あちらこちらに真っ白なタムシバが咲いているのが目に入った。
タムシバの当たり年?
R345に入ってからの鳥海山。
霞みで遠くの景色は見えなかったけど、
笙ヶ岳まで行くことができて・・・青空を映す池塘を見ることができて・・・
良かった。