先輩Ｈさんより 鳥海山の旧蕨岡道を歩く企画へのお誘いをいただいた。
独りでは歩けない道。
ありがたく参加させていただくことにした。
『山と高原地図』で『蕨岡口コース』となっている嶽ノ腰林道を進む道ではなく、
駒止の少し先から右手に入って 南高ヒュッテ近くの『かくれ山分岐』に合流する道で、
「旧蕨岡からのルートで、刈り払いされて歩けるようになった」
と書かれている道に近いところを歩いたのではないかと思う。
当日の朝、鳥海山の方は灰色の雲に覆われていた。
朝方まで雨、その後は曇りの予報だったけど、どうかな・・・
と思いながら向かった。
遊佐の生涯学習センター駐車場に集合。
この日の参加者は、Ｈさん、Ｒさん、私の３人。
ガイドしてくださったのは 鳥海山飛鳥ジオガイドのＯさん。
みなさん、よろしくお願いします。<(_ _)>
始めに立ち寄ったのは、蕨岡小の駐車場。
そこから眺めたのは、大物忌神社のあるところ。（山の中腹に・・・）
その後、大物忌神社へと向かった。
ここが 旧蕨岡道の起点となっているところかぁ・・・。
随神門をくぐっていく。
三の鳥居をくぐって・・・
鳥海山大物忌神社 蕨岡口ノ宮本殿。
立派な建物だけれど派手さはなく、静かでシンプルな佇まい。
心落ち着く雰囲気。
ラインが美しい。
床が高く、２～３ｍくらいだっただろうか。
約４００段あるという石段は、蔵王権現碑、拝殿跡のある場所へ続く。
石段の途中には、遊佐町指定の天然記念物になっているブナの自然林があるようだ。
でも、この日は下から見上げるだけに。
おや？ ここにある苔むした石は？
ほお～。
看板に『杉沢比山』と書かれているけれど、
以前は、月山の「月の山」に対して、鳥海山は「日の山＝日山」と言われたという。
月と太陽かぁ・・・。
蕨岡口の大物忌神社で その雰囲気を感じてから
この日のスタート地点となる場所へ。
『月の原』の集落を過ぎ、『月の原牧場』を右手に見た地点に車を停めた。
ホントはもう少し先まで来るまで入れるのだそうだけど、
一部 崩壊しているところがあるために、ここから歩きに。
しばし林道歩き。
ここが崩落箇所ですな。
二合目・駒止。
登山者を乗せた馬は ここで引き返したという。
以前は ここに小屋があったそうだ。
９：２２ 分岐。
旧蕨岡道は ここから右の杉林の中に入っていくのだけど・・・
そっちへ行く前に、
嶽ノ腰林道を進んでみる。
少し進むと、右手に湧水ポイントあり。
この水は、近くの牧場で利用されているそうだ。
ヒラヒラとたくさん飛んでいたのは・・・何の蛾だろうか？
分岐に戻り・・・
さぁ、ここから杉林の中へ入っていくよ。
・・・②へ続く・・・
