この日の天気予報は今一つ。
月山にも行きたかったけど・・・
月山よりは鳥海山の方が 天気が少しいいかな・・・と鳥海山へ行くことにした。
朝4時半過ぎに自宅を出発。
向かう鳥海山の上の方には 大きな傘雲がかかり、
上空には 強風の時に見られるような雲が見えていた。
そんな雲の様子を眺めながら、
・・・御浜まで行って戻ってきてもいいし・・・
行けたら笙ヶ岳まで行ってもいいし・・
どこまで行くかは様子を見て決めることにしよう。
と 思いながら、とりあえず鉾立に向かった。
6時頃に鉾立駐車場に着くと、すでに車が けっこう停まっていた。
隣の車の方が、
「今日は、上まで行くのはキビシそうですね~。
御浜か笙ヶ岳までかな~」
と おっしゃった。
「そうですよね~(;^ω^)」
と 私は答えた。
御浜までになるかな。
それとも 笙ヶ岳まで行けるかな。
登山届を書いて・・・
6:35過ぎ、登山口をスタート。
御浜か笙ヶ岳までなら、のんびり登っていってもいいな。
と、
足元の植物を眺めたり 景色を眺めたりしながら
ゆっくり歩いた。
稲倉岳、この日は グレーのベールをかぶせたような色。
いつものように、展望台に上がってみる。
展望台から、
深く沈んだような色・雰囲気の奈曽渓谷。
キョロキョロ・のんびりな私を 次々と登山者が追い越していく。
花が下向きに咲くアカモノ。
実は上を向いているんだね。
ツンツン、斜めに突き出すように咲いてたマイヅルソウ。
ネバリノギランが咲いていて・・・
ミヤマホツツジのつぼみがあって・・・
季節が少しずつ春から夏へと向かっていることを感じる。
前回 雪渓があったところには夏道が出ていて、
残っている雪渓は ずっと向こうに見えた。
真っ赤な実の前に、こんな花が咲くのかぁ。
前回より小さくなった雪渓に上がる。
左手のチシマザサの方から、
雪解け水を運んで流れる音がザーザー聞こえていた。
いったん夏道になり、また雪渓。
ニョキニョキ勢いよく出てきたのは
ニッコウキスゲ?
振り返って見る。
賽の河原付近は、チングルマの花盛りだった。
雪解け水の流れる沢を渡り・・・
賽の河原から 御浜の方へ。
・・・②へ続く・・・