では、分岐から千蛇谷の方へ。
まずは、谷への下り。
丸太が道の両側にあるけれど、
ザラザラ崩れやすい場所なので、気を付けて下った。
道が東側へと回り込むところに展望ポイントあり。
そのあたりの岩には イワウメやコメバツガザクラが。
展望ポイントから見下ろした千蛇谷。
だいぶ小さくなった雪渓の上に、一部 外輪の内壁が崩れた跡が。(;^ω^)
外輪を見上げたり 内壁を眺めたり 岩の隙間に咲く花たちを眺めたりしながら
転ばないように気を付けて下り・・・
雪渓の上に降り立った。
緩やかな登りだけれど、初めのうちはツボ足で大丈夫。
(もちろん、チェーンスパイクなどがある方が歩きやすいと思うけど。)
うわ・・・。
昨年は 山頂直下まで雪渓を登って行ったのだけれど、
今回は 途中から夏道に上がることにした。
夏道に上がる手前で振り返って見た。
途中から夏道へ。
雪渓がとけて間もない感じで、そこらじゅう緑の芽が出てきていた。
迫力の外輪内壁や雪渓を登っている人たちを
ちらちら眺めながら登る。
植物の色で、
少し早く雪渓がとけたところや 最近とけたばかりのところが わかる。
ちょっと向こうに咲いているのはミネザクラかな?
時間が経つにつれて 青空が増えてきた。
御浜で引き返さずに登ってきて良かった。
じわじわキツイ登り。
でも、石がゴロゴロ転がっている景色がオモシロくて、
辺りを眺めつつ登る。
どのくらい登った辺りだったか、
岩の隙間から イワブクロの葉が たくさん顔を出しているのに気づいて嬉しくなった。
御室はもうすぐ、という辺りにもう一つ雪渓アリ。
下から雪渓を登ってきた人たちも ここで合流。
踏み跡を見ながら 歩き・・・
石がゴロゴロ積み重なった道に上がる。
御室は もう すぐそこ。
11:06 御室に到着。
新山へと登っていく人たちが見える。
登山者が多く、次々に新山へ上り下りする人たちがいるので、
この日は 新山へは登らずに外輪へ行くことにし、
その前に コーヒーとアンパンで ちょっと一息。
景色を眺めながら。
20分ほど 景色を眺めながら休憩し、外輪へと歩き出した。
朝はガスに覆われていた新山が、クッキリはっきり。
御室と外輪の暗部の方へ下ろうと歩いて行くと、
外輪の方から来た方が
「すみません! 『チョウカイフスマ』って咲いてましたか?」
と 声をかけてきた。
「『チョウカイフスマ』が咲くのは、もう少し先ですね・・・」
と答えると、
「く~っ・・・そうですか・・・」
と残念そうな表情。
チョウカイフスマや イワブクロや イワギキョウ・・・
もう少し経ったら、夏の花がたくさん咲きますよ。
ゴロゴロした石の道を下り、そこから雪渓のトラバース。
ここ、ドキドキするところ。(;^ω^)
一歩一歩慎重に歩き、中ほどの岩が出てるところを通って 無事に向こう側へ。
そして、
石がゴロゴロしてて崩れやすい急坂を登り・・・
外輪に上がった。
御室の方を振り返って見て、
あぁ、やっぱり上の方まで登ってきて良かったなぁ・・・と また思った。
そのまま外輪を下って行こうかとも思ったけど、
せっかくなので 七高山まで行くことにした。
・・・④へ続く・・・