鶴間池に流れ込む池沢を眺め・・・
ガスで幻想的な話を眺め・・・
折り返す時間となった。
足元の 濡れた石や落ち葉に気を付けながら下っていく。
鶴間池のそばに出ると、
池沢が注ぎ込む辺りにある倒木が目に入った。
湧水なので 倒木が腐らずに残っているのだそう。
そういえば、丸池様の水中に沈んだ木も そうだったなぁ。
美しいブナの木々を眺めたり
ブナの大木の 苔生した根元を眺めたり。
曲がった幹に沿ってついている樹幹流の跡。
登山道に合流。戻りは カンスケ坂の方へ。
こちらの道にも 苔むした大きな石がゴロゴロ。
滑らないように気を付けて歩く。
急坂になる前に ちょっと休憩。
Oさんからコーヒーをいただいた。
山で飲むコーヒーは ホントに美味しい。( ´艸`)
石に囲まれたその場所は、涼しさを感じるところだなぁと思っていたのだけど・・・
Rさんが、穴から涼しい風が吹いてきてるみたいだと言う。
「もしかしたら風穴じゃないか? 風穴があっても不思議じゃない。」
とOさん。
確かに 穴の方から涼しい風が来る気がするんだけど、確かめるものが無かった。
「今度、線香と温度計を持ってきて 確かめてみる」
とのこと。
そんなふうにワクワク確かめてみたいことがあるって、面白いよね。
そろそろ歩き出そうか、という時になって パラパラ雨が落ちてきたので
レインウェアを着用。
蒸し蒸しするけど仕方ない。
では、カンスケ坂へ。
この坂を登るたび、
雪の重みに耐えながら伸びている木のたくましさに驚かされる。
梯子やロープが いくつもあるところを登っていく。
おや? これはホトトギスのつぼみかな?
登っていく方を見上げたり 登ってきた方を見下ろしたり・・・
遠くの景色を振り返って眺めたりしながら
ゆっくり慎重に急坂を登っていく。
・・・⑤へ続く・・・