では、そろそろ行きましょう。
今年たくさん咲いてる気がするタカネアオヤギソウ。
コバイケイソウと花も葉も似ている。
タカネアオヤギソウも 今年は多い気がするので、
今年 当たり年のコバイケイソウと仲間なのかもしれない。
クルマユリの濃いオレンジ色と 花弁のクルンとした感じが
元気をくれる。
ちょっと こんな場所もあるけれど、そこを抜けると・・・
また一気に開け、日差しがギラギラ。
振り返ると日本海が見えるって、いいね~。
コバイケイソウの実。
『とよ』に到着。
『とよ』の辺りの景色・雰囲気もいい。
すぐ近くの小さな池塘を覗き込んだり・・・
向こうの方まで続く湿地や草原を眺めたり・・・
では、イワイチョウやチングルマ、イワカガミやヒナザクラなどを眺めながら
先へ。
少し進んだところで振り返ると、
『とよ』の標示付近に 小さく人の姿が見えた。
早く雪がとけたところでは チングルマの花穂が キラキラしていて・・・
遅くまで雪が残っていたところでは
チングルマの花に虫たちが。
青空を眺めるチングルマ。
岩の上にチングルマ。
『木』であるチングルマが こんなふうになるまでには
何年も かかっているのだそう。
よく見るタケシマランより少し大きい葉があるなぁと思って
葉の下を覗いてみたら・・・オオバタケシマランだった。
ここに赤い実がぶら下がったところも見たい。
石の道を登っていき、河原宿に到着。
先に着いたSさんが 雪渓の手前で休憩中だった。
雪渓の上を吹いてくる涼しい風に吹かれながら
雪解け水に映る青空を眺めた。
だいぶ とけてきた雪渓。
こんなふうにしたが空洞になって水が流れていたりするから ドキドキ。
水に手を浸してみたら、キ~ンと冷たかった。
ジリジリ陽が照り付ける、雪渓から蒸気が立ち上っている。
「この時期は 1日に何十センチも雪がとけるんですよ「
って Yさんが おっしゃってたなぁ。
雪渓から夏道へ。
「恥ずかし~」と顔をおおっているみたいな・・・。
ニッコウキスゲにお辞儀しているチョウカイアザミ。( ´艸`)
「愛宕坂の方から行ってみましょう」
「はいっ! 愛宕坂、 実は まだ歩いたことが無いんです!」
!!
体の向きより ちょっと左に顔を向けたようなお地蔵様。
視線の先には何があるのだろう・・・。
遠いところに眼差しが向けられているような・・・。
大きな石をグルッと囲んで咲いているチングルマも。
石の上で みんなで日向ぼっこ。
みんな、陽の光の方に顔を向けて。
雄大さを感じる景色。
振り返ると、
歩いてきた雪渓が向こうに見え、更に ずっと向こうには日本海が見えた。
初めて歩く道・初めての景色に ワクワク。
・・・③へ続く・・・