七五三掛から 千蛇谷・外輪山分岐の方へ。
おもしろい形。
岩の隙間にビッシリはえた葉、少しずつ色が変わってきている。
いつものように 左の千蛇谷の方へ。
斜面を少しトラバースして進んだら・・・
急斜面を下っていく。
途中の展望ポイントで、しばし景色を眺める。
谷にはガスが流れ込んでいて、見下ろすと 小さくなった雪渓があった。
私より少し前に下って行った人たちが、間もなく雪渓に差し掛かるところ。
ガスの中の岩・石も 素敵。
雪渓の上を歩くのは、ツボ足で大丈夫。
チョウカイフスマやイワブクロ、この日 見たいと思っていた花。
モワモワと上の方にガスがかかる幻想的な千蛇谷。
こんな景色もいいなぁ・・・。
斜面に たくさん咲いていたシモツケソウ。
谷の底へと下る斜面の花も素敵で、花も眺めながら ゆっくり下った。
道の上の方を眺めたり・・・
下の方の方を眺めたり・・・。
雪渓をちょっと進んで・・・
すぐ夏道へ。
前回来た時よりも緑色の部分が増えた外輪山内壁。
石の模様みたいな地衣類。
濃い緑、黄緑、深緑・・・いろんな緑の景色。
どんどん形を変えながら流れるガス。
千蛇谷に下る辺りから 私の少し前を歩いているのは、小学生とその母親のよう。
夏休みに親子で山歩きなんて素敵だな~。
振り返ると、さっき歩いていた辺りがガスに包まれていた。
しばらく登っていくと、その辺一帯にアオノツガザクラが群生していた。
アオノツガザクラの こんな群生を見たのは初めて。
景色を眺めたり花を眺めたりしながら急坂を登っていると、
「BLUEさん?」
と 後から登ってきた方が声をかけてくださった。
一昨年、火打岳まで歩いた時にお会いした方だった。
サクサク歩くその方と、ちょっとの間だけお話。
共通の山の先輩である Yさん・ガンチャンさんのことや
最近登った山のことなどを。
少しお話した後、
それぞれのペースで。
御室に近づくと、
いかにも溶岩が冷えて固まったというような大きな石がゴロゴロしている。
こんな石を見るたびに、
鳥海山が噴火した時の様子を想像してみる。(なかなか想像できないけど・・・)
11時、御室に到着。
「新山に行く」という その方に挨拶。
私は、新山には行かずに外輪山に上がることにしていた。
大物忌神社のそばから新山の方へのコースの岩場には、
登っていく人たち・下ってくる人たちが たくさん見えた。
神社のそばを通って七高山の方へと向かう道に・・・何かの虫が。
しばし しゃがみこんで眺めた。
外輪山の内壁を何度も眺めつつ・・・
外輪山の方へ。
いったん下ってから、あのガラガラ・ゴロゴロした急坂を登る。
ゴロゴロした石の間に、たくさん花が咲いていた。
イワギキョウや・・・
イワブクロ・・・
チョウカイフスマ・・・。
ホソバイワベンケイ・・・。
鞍部まで下って 七高山を見上げる。
足元の不安定な急坂を一歩一歩登り・・・
外輪山へと上がったところで、新山を眺める。
あの奥に見えているのが新山かな。
では、ここから七高山の方へ。
・・・④へ続く・・・