この日は、湯殿山口から姥ヶ岳までをのんびり歩く予定。
予報は☀。
ところが・・・
下界は スッキリ晴れ渡っているのだけど、
月山~湯殿山には 東風とともに 滝雲のような雲がかかっていた。
雲のかかっていない鳥海山・笙ヶ岳に変更するか?と思ったけれど、
「山は 行ってみないと分からないから、行ってみましょう」
とのYさんの言葉に、予定通り行ってみることにした。
湯殿山本宮の大鳥居上空は青空だけど、
これから行く湯殿山・姥ヶ岳付近は ガスにおおわれていた。
羽黒口や姥沢口に比べて 登る人が少ない湯殿山口。
私たちが着いた時に停まっていた車は 2台。
駐車場から歩き出してすぐ、西側に虹がかかっているのが見え、嬉しくなった。
虹を見ると、何だか良いことがありそうな気がするんだよね。
シャトルバスもあるけれど、乗らずに歩いて行く。
赤い土がむき出しになったところが見えると、
「あそこから お湯が出ているみたいだよ」
とYさんがおっしゃるので 見てみると・・・
おお~ あの流れかな? 初めて知ったなぁ・・・。
途中、ポツンと まだ咲いているリュウキンカの花があったり・・・
オニシオガマが咲いていたり・・・
同じ頃に駐車場に入った方。姥沢から登ったことはあるけれど、湯殿山は初めてとのこと。
車道のすぐそばを滝が流れているところが何か所か。
振り返ると、流れる雲の切れ間の向こうに摩耶山が見えた。
途中、いくつもの神社あり。
まだ咲いていたオタカラコウ。
静かな道を登り始める。
水音を聞きながら登るのは やっぱりいいな。
この辺りから 斜面の方から水が流れてくるようになる。
沢を横切って『水月光』の坂へ。
品倉尾根の一部分に日が当たることがあるものの、ほとんどガスに隠れている状態。
そばを流れる沢を時々見ながら 石がゴロゴロ積み重なった急坂を登る。
トリカブトに花が こっちを見てる。
石が濡れていたり 石にコケが生えていたり 石の上を水が流れていたり。
足の置き場に気を付けながら 一歩一歩登っていく。
振り返って見る。
濡れた石や水が流れているところに青空が映っていた。
アスレチックコースみたいで おもしろいなぁ・・・。
・・・②へ続く・・・