ガス&強風の姥ヶ岳と柴灯森へ往復してきたところで
湯殿山コースを戻ることにした。
花弁が落ちたウメバチソウ。
これは これで 可愛い。
ウツボグサの美しい色。
黄色と紫色の組み合わせ、いいな。
ベニバナイチゴの群生地帯?あり。
真っ赤な実が葉の陰のあちらこちらに。
紅白。
ふと左手の斜面を見ると、白いガスがダ~っと流れ下りてきるところだった。
迫力あるその様子に、しばし見入る。
赤い実をつけたナナカマドが 向こう側の斜面のあちらこちらに。
湯殿山は、相変わらず 流れ越えていくガスの中。
浄身川まで来た。ここで昼食休憩。
2つの沢を流れてくる水の音を聞きながら。
近くに湧水が出ているところあり。
ポンポン持った両手を上げて踊っているチアガールのように見えた。(見えない?(;^ω^))
流れる沢のそばの苔むした石に生えたアカバナが可愛い。
あ、今頃になって晴れて来たか?!
と思ったけれど、やはり 晴れることはなかった。
ガスが取れた時の紅葉の斜面を想像してみる。
食後のコーヒーを飲んで ゆっくりしたところで
再び下山開始。
花火。
向こうに装束場の小屋が見えてきた。
気になる木と池塘のある湿地まで来た。尾根の奥に・・・
母狩山が見えていた。
池塘には、青空と白い雲が映っていた・・・。
う~ん・・・やっぱり上の方のガスは取れないな。
ここまで来て「振り返ったら青空」だったら ガッカリするかもしれないけど、
「今日は こういう日だったんだな」と思える。
湯殿山のガスが取れるか? と思ったけど、
上までスッキリ見えることはなかった。
ガスが流れる景色を眺めながら
装束場まで下って来た。
振り返ると、やっぱり上はガス。
うん。こういう時もある。
・・・⑥へ続く・・・