・・・どこの山に行こうか なかなか決まらず、
そのうち 気分がドヨヨ~ンとしてきて 山に行きたいかどうかさえ分からなくなってくる・・・
たまに そんな時がある。この時も。
でも 一応? 前日の夜に山行きの準備をしておき、
当日の朝になったら 山に行くかどうか、行くならどこに行こうか決めることにした。
明けた当日。山には行きたい、と思った。
今から行くとしたら、初めての山でなく 行ったことのある山の方がいいな。
ということで向かったのは、
前の週、障子ヶ岳に行った時に見えた小朝日岳の方。
予報は ☁→☀。晴れるのは昼頃からになりそうだった。
まだ気分がドヨヨ~ンとしていたので、
上の方がガスガスだったら、古寺山までで折り返してきてもいいなと思っていた。
東の空が少しずつ明るくなるのをチラチラ見つつ古寺鉱泉へと向かい、
6時頃に駐車場に着くと、けっこう車が停まっていた。
登山口に近い方は すでにいっぱいだったので、手前の空いているところに停め、
準備をして・・・
6時半頃 スタート。
水音を聞きながら山の方に入って行く。
登り始めてすぐ ブナの大木。
古寺鉱泉から登るのは2年ぶり。
何だか、もうずいぶん久しぶりのような感じがした。
そうそう、斜面を登ると ヒメコマツの尾根道になるんだったなぁ。
すごい迫力だなぁ・・・。
根を大きく広げたブナの大木も。
一人では抱えきれない幹回りのマツ。
見上げた姿も 迫力あり!
木々の間から向こうを見ると、上の方がガスで真っ白なようだった。
古寺山までなら、のんびり登っても昼前に着く。
そこで辺りがガスで真っ白だったら、そこで折り返してこようかな。
・・・そんなふうに思いながら、
ブナ林にガスが流れてきて幻想的。
まだリュウキンカの花が咲いていたのは・・・
『一服清水』。
予報より早く青空が広がってきた!
『ハナヌキ峰』で日暮沢からの道と合流。
ブナの大木のについた地衣類や
キノコだか粘菌だかよくわからないものを眺めたりも。
木の根の道。
古寺山で引き返すかも、と思いながらスタートしたくせに、
小屋泊装備の大きなザックで登ってる人たちが羨ましくて仕方ない・・・。(;^ω^)
登るにつれて 色づいた木々が増えてきて、少しずつテンションが上がる。
掘れて苔むした道の壁に・・・
カタツムリ!
登ってるうちに、少しずつ元気になってくる。
振り返ると、雲海の向こうに月山! \(^o^)/
『三沢清水』。
石が濡れてて しかもコケが生えてたりして滑るので、気を付けながら登る。
青空がいい感じ~。
振り返ると、前の週に登った障子ヶ岳が。\(^o^)/
さらに登ってから 振り返ると・・・
月山も障子ヶ岳も、両方見えた。
やっぱり、来て良かったなぁ・・・
と思いながら登っていき・・・
8:44 古寺山山頂に到着。
うわ~!
ガスが取れて、小朝日岳~大朝日岳がスッキリ見えてるじゃないか~!
こ、これは・・・小朝日岳まで行くしかあるまい!
・・・②へ続く・・・