天気予報があまり良くなかったこの日は、上に行く山歩きでなく 山麓歩き。
先輩Yさんとともに二ノ滝コースを歩くことにした。
家を出発して間もなくの東の空。
わずかな隙間からオレンジ色の光が見えているけれど、
天気があまり良くないであろうとわかる空。
月山にもガスが。鳥海山の方は・・・
・・・(;^ω^)・・・
最上川の向こうから朝陽が顔を出す。
車道が濡れている。登山道も濡れているだろう。
雨でシットリした雰囲気のブナ林を想像しながら駐車場に向かう。
途中、見晴らしの良いところでパチリ。
遊歩道入り口の赤い鳥居まで来た。
木山由紀子さんのイラストによる案内地図。
この地形図を眺めながら、
山麓の見どころ?は、鳥海山の溶岩流でできているのだと あらためて思った。
7:13 遊歩道入り口からスタート。
歩き出してすぐ、道には大きな水たまり。
木々の向こうにチラチラ見える上の方は、ガスで白くなっていた。
「行けるところまで行ってみよう」ということにしているけれど、
どの辺りまで行けるだろうか。
駐車場でお会いしたTさんたちは、
「千畳ヶ原まで登って、万助道を下って来れたらいいんだけど・・・」
と歩いていった。
さすがだなぁ。
一ノ瀧神社。
まずは、一ノ滝を見てこよう。
降雨のためか、水量が多いようだ。スゴイ勢いだ流れ落ちている。
駐車場の案内板に書かれていた通り、
下部は浸食されて削れ、上部の溶岩流が庇のようになっていた。
遊歩道に戻り、二ノ滝ノ方へ。
溶岩が冷えて固まった大きな石の上に座っているような木が あちらこちらに。
前夜に降ったものらしい霰。
一ノ滝付近で こんなふうに霰が残っているとすると、
登っていく登山道は どんな様子なんだろう・・・。
ちょっと辺りが明るくなったので振り返ると、陽が差していた。
通るたび、立ち止まって見上げる場所。スゴイ迫力。
二ノ滝までやって来た。
ドドドドドドドドド・・・という音が聞こえている。
「この時期に こんなふうに水量があるのは、見たことが無いかもしれないなぁ・・・」
とYさん。
流れ落ちる滝を眺めているのは全然飽きない。
そのまま ずうっと眺めていられる感じだったけれど・・・
先へ進もう。
大きな石のそばを歩く。
ゴツゴツした岩壁のそばを登り・・・
落ち葉の積もった石の段を登っていく。
時折差し込む陽の光が嬉しい。
ここにも岩の壁。
強風で落ちたらしい色づき前の葉も。
この先は、どんな様子なんだろう・・・。
ドキドキと、ワクワクと。
・・・②へ続く・・・