分岐から左に入り、『あがりこ大王』の方へ。
ギザギザハートの葉っぱが たくさんある~と思いながら歩いて行くと・・・
『燭台』と名付けられたブナのところに。
この角度からは『マンモスの鼻』みたいだけど・・・
別の角度から見ると、確かに『燭台』かも。
さらに上の方は こんなふう。
迫力のブナが たくさん!
炭焼き窯。
着いたよ。
あがりこ大王・・・あごりこ大王・・・
『あがりこ大王』。
私が『あがりこ大王』を見ている時、
『あがりこ大王』もまた 私を見ているに違いない・・・。
秋田市のご夫婦と 山の話をしながら歩いてきたのだけど・・・
前日に以東岳に行ってきた話をしたら・・・思いがけないことを言われた。
「あなた、もしかして・・・昨日 駐車場に手袋を片方落とさなかった?」
「・・・!!! 落としました~!」
帰宅してから、片方無いことに気づいたのだが、
駐車場に落としてきたのだったら諦めようと思っていた。
この秋田のご夫婦、
前日 泡滝登山口に着く手前で一緒になり、向こう斜面の滝をi撮影しながら ちょっとお話した方たちだったのだ。
前日たまたま お会いした方たちと 、また次の日に同じところに行ってお会いするなんて!
それも・・・
スタート時間が違っていたら 会わなかっただろうけど、
たまたま同じ頃にスタートしたから お会いできた・・・。
・・・ただただビックリ・・・。
そして・・・
また会う可能性が無いに等しい私の手袋を拾って持ってきて下さっていたことにもビックリ。
「私たちは 周回しないで帰るから、車のミラー付近に追いておくね」
と言って下さった。
こんなことも あるんだなぁ・・・。
ありがとうございました!
あまりにも驚いてしまい、お名前をうかがうのも忘れてしまった・・・。
また どこかの山でお会いできるかもしれないな。
鳥海山かな。
では、いつものように ここから時計回りに周回しよう。
左へ進んで、まずは『出つぼ』へ。
いつもなら独りで歩くのが心細いところだけど、
この日は 紅葉の中を散策に来た人たちがたくさんいるので大丈夫だった。
湿原を流れる湧水の音が、徐々に大きくなってくる。
ミズバショウの芽が顔を出していた。
進むにつれ、湧水の流れる音がザーザー響くようになってきた。
・・・③へ続く・・・