天気が今一つ不安定な感じだったこの日。
庄内側よりは内陸側の方が晴れ間がでそうだったので、久しぶりに蔵王に行ってみることに。
蔵王山麓駅からロープウェイを乗り継いで山頂駅まで上がってから歩き出すことにし、
鳥海山にも月山にも灰色の雲がかかっているのを眺めてから 7時半過ぎに出発。
山麓駅の駐車場に着いた時、停まっていた車は数台。
山頂駅までの往復分の乗車券を買い、ロープウェイに乗った。
ぐんぐん高度を上げていくロープウェイの中から
下に見える木々を眺めたり・・・遠くの景色を眺めたり・・・。
月山と朝日連峰は見えたけれど、鳥海山は残念ながら見えなかった。
山頂駅へ。
この日の山頂駅付近には ほとんど雪ナシ。
立ち枯れてしまっているアオモリトドマツに 霧氷が着いている程度。
山頂駅に着いてロープウェイを降りると、さすがに空気が冷たかったので、
ウェアを上下重ねてから 駅の建物を出た。
まずはお地蔵様に挨拶。
その後は・・・
ワサ小屋跡の分岐の方へ続く左の木道は 薄っすら雪があって滑りそうなので、
地蔵山山頂へ登ろう。
地蔵山山頂までは、普通に?登れば数分かな?
でも、足元を見たり・・・
道の両側の木々を眺めたり・・・
キョロキョロしながら のんびり登っていく。
途中で振り返ると、三宝荒神山の周回の道を
ロープウェイで一緒だった方たちが登っていく姿が小さく見えた。
道の両脇の木々には霧氷。
この日は気温が高めなので、溶け加減。
登るにつれて、辺りには薄っすら雪が。
少し標高が上がるだけで こんなに違うんだなぁ・・・。
登り切ったところで振り返って見る。
小さな石にも霧氷がつくんだね。
地蔵山山頂。庄内側には やっぱり灰色の雲が。熊野岳の方は・・・?
おお。白いぞ。
目の前には初冬の山。
東側に目を移すと晩秋の山。
足元のこんな様子も面白くて まだまだ眺めていたい感じだけど・・・
熊野岳の方へ行こう。
目印となる棒には、風が吹いてくる方にのびていく"エビのしっぽ"。
これは・・・風が棒にぶつかって両側に分かれて吹いて行くってことかな?
ショコラケーキに粉砂糖を振りかけたような景色。
おやっ。足跡も こんなふうになるのかぁ・・・。
イソギンチャクみたい・・・。(;^ω^)
ワサ小屋跡分岐付近は、雪が風で飛ばされるのか、ほとんど積もっていない。
そこから見る熊野岳の北西側斜面。
キレイだなぁ・・・。
さぁ、ここからは白い景色の中へ入って行くよ。
・・・②へ続く・・・