では、今度は熊野岳山頂の方へ行きましょう。
来た道をそのまま戻らず、下の方に下りてきた。
少しずつ少しずつ崩れて・・・少しずつ少しずつ変化してるんだなぁ・・・。
熊野岳の方、青空が広がってきたぞ。
私が熊野岳山頂に着く頃も、青空が広がっててくれますように!
・・・と祈りつつ、
こういうのを眺めるのが好きなので、なかなか進まない。
こんなふうに切り取ると、抽象画みたいでオモシロイ。
熊野岳避難小屋が小さく見える。
雲間から陽が差す。
熊野岳山頂が見える。
熊野岳の辺りは、雲がドンドン流れていく。
ああいう雲、前にも見たことがあるぞ。
( 発達中の積雲・積乱雲の上にできる『頭巾雲』というらしい))
あの斜面に見える道を登っていこう。
避難小屋の方への道を少し進んだ分岐から
左の道へ入り、熊野岳の南側斜面を登っていく。
遠くに薄っすら見えているのは、吾妻連峰と飯豊連峰だろうか。
斜面を登り切ると、山頂が見えた。
山頂付近まで来て避難小屋の方を見ると、真っ白な景色。
向こう側には、まだ雪のない北蔵王の山々。そして・・・
うわ・・・
刈田岳より標高が100m近く高い熊野岳。
標高が100m近く違うと、こんなに違うんだなぁ・・・。
何だか、てんぷらのような姿になっているじゃないですか。(失礼・・・)
しばし自然の造形に見入ったあと、下ることにした。
一度 避難小屋の方へ戻った方がいいかな?と思ったけど、
状況を見ると、このまま斜面を下っていけそうなので、いってみることにした。
ほら、他にも下って行った人がいるようだぞ。
・・・④へ続く・・・