鳳来山山頂で のんびり昼食タイム、という気持ちにはならず、
少し景色を眺め・・・
12:20 下り始めた。
なだらかな尾根を下る途中、外輪山を振り返り眺める。
登りでは気づかなかったものが目に入ったりも。( ´艸`)
鳳来山山頂までは M先生方が登って下っていかれたこともあり、
トレースが しっかり踏み固められていた。
トレースをたどることができるのは歩きやすいけれど、
下りだと 逆に歩きにくい感じがすることもあるので、
ところどころ 踏み跡のないところを歩いて下る。
確か、前回も撮ったなぁ・・・
と思いながら撮ものもある。
昼を過ぎ、陽の光の差し込む方向が変わったことを感じる。
登りでは歩かなかった 夏道のところを歩いたりも。
登りと下りとでは、歩きやすいところが違うことがあるからね。
気持ちも違うし。
細い木の東側に出来た板のような雪が並んでる。
こんなふうに。
天気が良くて気温が上がり、
斜面のあちらこちらを 雪がコロコロ・・・。
細い枝に でっかい大福もちがぶら下がってる。( ´艸`)
見上げると、木々の枝に雲が引っかかってるみたいに見えた。
見下ろした西側斜面の、ずっと下の方までシマシマが続いてる。
下りは速い。
振り返るたびに、鳳来山が遠くなっていく。
自分に向かって 木々の影がのびてくる。
横を見れば、横縞がいっぱい。
尾根を登りながら横の斜面を見ると・・・
美しいシマシマ!
晴天の下、あちらこちらの山の雪面に 美しいラインが描かれたことだろう。
ここも、登ってくる時に通らなかった所を歩いて行こう。
登りきったところで、鳳来山を振り返って見る。
西側。
上に、行きに歩いたトレースが見えている。
波打つ雪の上を歩いていくと・・・
これから鳳来山の方へ行く人とすれ違った。
緩やかな登りの途中で東側を見下ろすと、
すでに芽を準備しているブナの木々が目に入った。
雪をかぶった木々、人間が見ていないときに動きだしそうな気がする。
登ってくる時は尾根の上を歩いたけれど、
下りは 夏道のある西側斜面のシマシマの上を歩こう。
登りは、緊張感の中で とにかく歩きやすそうなところを探して歩いたけれど、
下りでは ちょっと気持ちに余裕?ができる。
尾根を離れ、細い木々がいっぱいの斜面を緩やかに下って・・・
13:05 南高ヒュッテまで戻ってきた。
中に入って休憩しよう。
・・・⑥へ続く・・・