曇りベースではあるけれど、
陽が差して 雪面に木々の影が薄っすら映る。
一瞬強くなった陽の光に、雪面の凹凸がはっきり浮かび上がる。
ただそれだけなのだけど、
何だかドキドキして 立ち止まって辺りの様子を眺めたりして。
控えめに結ばれた小さなピンクテープあり。
午後になり、雪が少しずつ重くなってきた。
気温はどれくらいだったのか、
林の中のあちらこちらで ザザ・・・と雪が落ちる回数が増えた。
どうか頭の上に落ちませんように。
荒澤寺側にだいぶ近づいてきた。
登りでは離れたところから眺めたものを、
下りでは すぐそばまで行って眺めたりして。
ん?
むむ?
いっぱい跡がついてるよ。(;^ω^)
この山のどこかで、眠っているクマがいるんだろうな・・・
と思いながら、静かな林の中をしばし眺めてみた。
下に車道が見えた。
夏道は真っすぐ下って荒澤寺へと続くけれど、
ここから左側に方向を変え、料金所に曲がる角のスタート地点の方へ。
ほら、案内板が見えてきたよ。
14:30 スタート地点に戻って来た。
車道に下りる手前でスノーシューを外し、ビジターセンターへ戻ろうとすると・・・
「お~い!」
と、料金所の方が声をかけて下さった。
心配して下さってたのかも。
「もしかして、石段を下って戻ってきたの?」
「いいえ。山頂の手前の分岐から南谷へ下って、
そこから石段に出て 山頂に行ってから古道を下ってきました~」
「山頂までの往復にしては時間がかかってるから、随神門まで行ったのか?」
と思ってたのかな。
駐車場へ入っていくと、
「お~い!」
と 今度は ままふぃ~さんの声。
14時半過ぎにビジターセンター前からバスに乗るために、
ビジターセンターの中で休憩されていたのだった。
間もなく来るバスに乗る ままふぃ~さんに挨拶し、
その後 私もビジターセンターへ。
ストーブで暖かだった。
前の週は ビジターセンター裏手を少し散策しただけだったので、
この日は 「歩いた~\(^o^)/」という感じだった。