12:13 せっかく八森山まで登って来たから、
稜線を歩いて岩倉コースの方へ行ってみることにした。
こういう時、先行者のトレースがあると、
よし、行ってみよう!という気持ちになる。
予想通り・・・
下り始めてすぐ、西側から冷たい風がビュービュー吹き付けてきた。
さっきまで歩いていた東側斜面とは全然違う。(;^ω^)
冷たい強風が吹き抜け、雪が波打っている。
雪はサラサラ。
奥に日本海が見えた。
強風で、海はゴーゴーと鳴っているんだろうな。
時々吹く風に、雪面を粉雪が滑っていく。
陽が差すたびに斜面にできるシマシマ模様。
眺めるたびにワクワクする。
風の強いところは、先行者のトレースが消えていた。
さっきは、先行者のトレースに元気をもらったくせに、
今度は、自分だけのトレースにワクワク。
わがままな?私の気持ち。( ´艸`)
木々の向こうに見えら庄内平野に日が当たり、光って見えた。
鞍部から緩く登り返す。
登りきったところから、右手に新しく道がつくられたけど・・・
雪があるから、やっぱりここを下りたい!
赤土の急斜面。濡れている時は滑りやすいところ。
東側に林の中を歩く道がつくられていた。
横向きに下り始めた先行者の足跡と
そのまま真っすぐ下ってきた私の足跡。
車道にもうすぐ合流するというところまで下ってきたら、話し声が聞こえてきた。
岩倉コースを登ってきたというお二人がいらした。
車道に出たところで、岩倉コースの方を見たけれど・・・
私の気持ちが反応したのは 高館山山頂の方だった。
やっぱり岩倉コースを下らずに、高館山山頂まで行こう!
車道を登っていったトレースがあったけれど、
新奥の細道コースにもトレースがあったので、そちらへ行くことに。
行けるなら、車道じゃなく こっちを歩きたいよね。( ´艸`)
こんなふうに歩いてきた道が見えるの、いいなぁ。
葉を落とさない木、
その枝にも春を待つ芽がちゃんと出てる。
早春に花がいっぱいに咲くところも、
今はまだ雪の中。
走り回ったのはリス?
岩倉コースへの分岐のところでお会いした方たちが追い越していった。
なるほど、夏道でなく、あの斜面を真っすぐ登るんだな。
うわ、ここにもリスの足跡がいっぱい。(;^ω^)
姿が見えないのが残念。
斜面を登って来たところで振り返って見下ろす。
こういうふうに歩けるのが、積雪期の楽しさの一つ。
尾根へ上がるまで あと少し。
ギギ~・・・ギギギ~・・・
という音が聞こえていたので、立ち止まって見ると、
木々がぶつかって擦れ合う音だった。
尾根に出た。
尾根に出たとたん、
冷たい西風がビュービュー。(;^ω^)
13:00 高館山山頂に到着。
予想通り、東屋の辺りは風ビュービューで寒い。
先に着いたお二人は、少し下ったところにある建物そばのベンチで休憩中。
私は・・・どうしようか。
もう少し下って、雪の中で休憩でもいいな。
うん、そうしよう。
金沢コースを下って、下池遊歩道を『ほとりあ』の方に歩いて戻る、
って感じかな。
車道をそのまま下っていってもいいけれど、
いつものように ここから下る。
トレースを歩いたり、トレースじゃないところを歩いたりしながら下っていくと・・・
あ、大沢コースを登ってきた足跡があるじゃないですか。(゚Д゚)
予定変更!
金沢コースじゃなく、大沢コースを下ろう。
うわ~、木々にいっぱい雪がついてる~。
思っていたより、歩きやすい状態にホッとしながら下っていく。
電線の下を直登してきたトレースあり。
斜面をジグザグにトラバースする道は、枝がかぶさっていたりして通れないところもあるし、
こっちの方が登りやすいもんね。
辺りには、あちらこちらに歩いた跡があった。
ちょっと広い場所に出たところで、しばし立ち止まって辺りを眺めた。
木々の向こう、田んぼに日が当たって光って見える・・・。
ブナの林、いい感じだなぁ・・・。
青空をバックに見上げたブナの大木もいいなぁ・・・。
ここで休憩してもいいかも。
ということで、
雪の急斜面を踏んで場所を作り、コーヒータイムに。
し~んと静かな林の中でのコーヒータイムもいいなぁ・・・
と思った。
・・・⑤へ続く・・・