40分ほど休憩し、下山開始。
下りは、登りのトレースとは違うところを。
バフバフ下るの、楽しい。( ´艸`)
登るときには 目の前の雪を崩してから蹴り込んで一歩一歩登った急斜面。
下りは どんどん。
途中、登るときには聞こえなかった鳥の声が聞こえ、立ち止まって姿を探した。
何の鳥だったのかな?
振り返るたび、
急斜面を一歩一歩登ったトレースと、バフバフ下って来たトレースと。
急斜面を下りきると、東側から寒風が吹き付ける。
強い西風が吹き付けてできた風紋の上を、
この日は東風が粉雪を滑らせていた。
ブナたちの幹、東側と西側で樹皮のが違う。
夏道より東側にあるブナ。
このブナに い~っぱい爪跡がついていた。(;^ω^)
びゅ~っと風が吹くたびに
雪面を粉雪が滑るように飛んでいく。
場所によって、すごく冷たい風が吹き抜けていて、
だんだん寒くなってきた。
登りは 暑いほどだったけど。
振り返ると、
景色を眺めながら休憩したところが見えた。
自分のトレースが見えたのは この辺りだったかな。
更に下ったところは、風が強くてトレースが消えかかっていた。
この先は、急斜面の下り。
ダダダ・・・
なだらかな尾根は 寒風びゅ~びゅ~。
寒いので どんどん歩いて体をあたためればいいのに・・・
雪と風がつくる模様がおもしろくて
あちらこちらで立ち止まって眺めてしまう。
細かな波がいっぱい。
窪みが均された私のトレース。
細かな波と、木々の影と。
ブナの高木が多いところから、細い木々の間を歩くところに。
トレースが半分 消えかかってる~。
振り返ると、鳳来山山頂付近は さらに小さくなっていた。
この辺りも 休憩ポイントから見えていたところかな。
遠くの景色を眺めつつ、細いブナの間を歩いていく。
振り返ると・・・スッキリ・クッキリ外輪山。
開けたところで立ち止まり、思わず大きく深呼吸。
「どこまで行けるか、行ってみよう」
なんて思いながら登った自分のトレース。
雪の花が咲いたようなところまで下って来た。
ここまで来れば、南高ヒュッテは近い。
13:52 南高ヒュッテに戻って来た。
南高ヒュッテまで来た人がいたかもしれないな、と思ったけれど、
周囲に残っていたのは自分のトレースだけ。
入口に積もった雪も そのままだった。
・・・⑤へ続く・・・