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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆『鳥海山を登る~佐藤要写真展』を観に

 

 

佐藤要さんの写真展が『道の駅にしめ』で行われている、
という情報をいただいたので、行くことにした。

道の駅にしめのHPを見てみたら、
2階ギャラリーでは、月替わりで写真展を行っているようだった。


我が家から道の駅にしめまでは 車で約2時間かかるけど、
登山口まで1時間半~3時間の山にも行くようになったので、
この時間・距離は気にならない。
むしろ最近は、
そういう運転の時間が 今の自分には良い気分転換になると感じている。

 


朝8時過ぎに出発。
昼前から雨が降り出す予報で、鳥海山もこんな感じ。

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天気が崩れる前の山は、何とも言えない色・様子になる。

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この1週間で 田んぼの雪もだいぶ解けたなぁ。

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高速道路を使わず下道を通って、10時ちょっと過ぎに『道の駅にしめ』に到着。

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これを観に来たんです。

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入って正面にある階段から展示開始だ。

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2階はぐるっと1周できるようになっており、その壁に写真が展示されていた。
階段の5点を含め、全部で38点。

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それらの写真を拝見して まず思ったのは、
まだまだ自分が歩いたことのない鳥海山、見たことのない景色が
たくさんたくさんあるんだなぁ・・・ということ。

・・・百宅コースのクマの形をした岩。
   4月初め、陽の光にギラギラ光る雪面。
   初夏の千畳ヶ原。
   厳冬期の外輪山。
   残雪期の影鳥海。
   早春の中島台・・・などなど。

「その時 そのタイミングで その場所にいたからこそ撮ることができた写真」
の数々に見入ってしまった。

 

それから、
ちょっと時期がずれると、見ることができる景色・植物が違うんだなぁ・・・
と あらためて思った。
・・・御室付近のオンタデの群落。
   錦繍の中島台。・・・

そういえば、
1週間の間をおいて同じ山に登ると、違う山のように感じられるもんなぁ・・・。


「この時期の あの山のあの景色を見に行く」
というのもいいけれど、
「同じ山の、今までとは違う時期に歩いてみよう」
というのもいいなぁ・・・。

 

そして・・・
やはり素晴らしかったのは、朝夕の陽に染まる景色。
その時のシ~ンとした静けさや ツンと冷たい空気・・・
その中で感じる光のやわらかさや優しさ・・・
などが、写真から伝わってくる感じだった。

新山の上部が赤く染まり、日本海に影鳥海が現れる景色をまた見たいし、
新山からの日の出も見てみたい。

私も、早く小屋泊しての山歩きが またできるようになるといいなぁ~。
この状況でも小屋に泊まっている方たちもいるけれど、
私は夫の許可が下りるまで我慢だ。

早朝、まだ真っ暗なうちにスタートして 山の上で日の出を眺めるとか、
夕日に染まる景色を眺めてからライトを点けて下山してくるとか、
独りでは ちょっと(いや、かなり)不安で できないんだよな~。(;^ω^)

朝日や夕日に染まる鳥海山の景色の写真にうっとりしながら、
今年、小屋泊できるようになるといいなぁと思った。

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2022年、私は鳥海山のどんな景色に出会うことができるだろうか・・・
と思いながら帰路についた。