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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/03/10 蔵王①…出発~地蔵岳

 

 

休みと天気が合ったこの日。
鳥海山麓、月山山麓湯殿山・・・と  どこへ行こうか迷いに迷った末、
決めたのは蔵王

今年は雪が多いので樹氷の育ちが良く、この時期でも まだ樹氷に間に合いそうとのこと。
ずう~~と前にスキーに行ったことがあるのに なぜか樹氷の記憶?印象?が無いので、観に行きたいと思ったのだ。

やっぱり不安だったのは、R112の道路状況。
この時は、日中の気温が高め日が数日間続き、私でも運転して行けそうだった。

それでも、
早朝は雪解け水で路面が凍結していたら怖いし・・・
濃霧注意報が出ていて 霧で見通しの悪い高速も怖いし・・・
駐車場が埋まってしまう可能性が高いけど、ゆっくり行こうかな・・・

なんて思っているうちに、出発は8時前に。



めずらしく自宅付近でも霧がかかり、幻想的な景色を眺めながら向かった。

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湯ノ沢岳の美しさに見とれながらR112の方へ。

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無事に蔵王温泉に到着。

が、
予想通りロープウェイの駐車場は すでに満車。
案内に従っていった第2駐車場も満車。その次も・・・
ということで、
クネクネ道を上がっていった横倉の方の駐車場に停めることに。

ガ~ン・・・


リフトを乗り継いで あの左上の樹氷高原駅まで上がってからロープウェイに乗るか?
と、地図を見ながら考えてみたものの、すぐには決まらず、
近くで準備中だったベテランスキーヤーの方に声をかけて訊いてみたら・・・

「ちょっと来て見て。」

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「ほら、ここを下って行くといいよ。」
・・・なるほど。下にロープウェイの山麓駅が見えるね。(;^ω^)

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ということで、準備をしてスノーシューを履いて、ゲレンデの端を下って行った。

 

切符を買って乗り場に上がって行くと、ちょうど発車するところだった。
「次ので行きます」
と 乗客でいっぱいの様子を見ながらスタッフの方に言うと、
「いいよ、のっちゃいな」
と ドアを開けてくださったので、乗せていただいた。

 

樹氷高原駅から 地蔵山頂駅へ行くロープウェイに乗り継ぎ。
標高が上がるにつれ、スノーモンスターたちの姿が下にたくさん現れた。

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地蔵山頂駅について外に出ると 空気がツ~ンと冷たかった。

ザンゲ坂の方へ向かうスキーヤーやボーダーたち・・・
肩の辺りまで雪に埋まったお地蔵様のところにいる人たち・・・
地蔵山斜面の樹氷を見に行く観光客・・・
みんな それぞれ楽しそう。

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雪はサラサラしているけれど、ある程度締まっていて歩きやすい感じ。
人がたくさん通るところは踏み固められていてツボ足で大丈夫なくらい。

下山してきた人たちはアイゼンをつけている人が多く、スノーシューの人も。
さて、自分はどっちで行こうかな・・・と思いつつ、

11:30  少し様子を見ながらツボ足で地蔵山を登り始めた。
       ( 歩き始めが この時間になっちゃったよ。(;^ω^) )

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うわ~・・・キレイだなぁ・・・。

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いる いる~! スノーモンスターたちが たくさんいる~! \(^o^)/
私の目には止まって見えるけど、実は動いているかも。( ´艸`)

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奥の斜面にもいるよ~。

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そして・・・


足元には、モコモコな『エビのしっぽ』。
地蔵山への斜面が モコモコしてる~。

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地蔵山山頂。
山頂には けっこうたくさん人がいたのでスルー。

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熊野岳の方へ。

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地蔵山と熊野岳は、すぐ隣り?にあるのに、雪の状態も 風の吹き方も違う。
地蔵岳や刈田岳で風が穏やかだった時も、
熊野岳の上を雲がスゴイ速さで流れていたりするんだよな~。

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この日も、熊野岳の辺りには 強い西風が吹いてる感じがした。

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モコモコした鳥みたいになってる。
この鳥たち?のおかげで、辺りがガスで少々白くなっても歩いて行ける。

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東側を見ると、雁戸山の方へと続く稜線が。

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ガスに陽が当たると、辺りがぼおっと明るくなる。

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そんな中で見る『えびのしっぽ』が また美しい。

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異世界のような景色の中を ゆっくり歩いていく。

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この西側の斜面を 下から強風が駆け上ってくるんだろうな・・・。

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あのガスの中にある熊野岳が 姿を現してくれますように!
と祈るような気持ちで歩いていく。

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「曇りのち晴れ」の予報に期待しているんだけど、

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下界の天気と山の天気は また違うし・・・どうだろうか。

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お! ガスの中から熊野岳の山頂西側が少し見えたぞ。
このままガスが取れていくかな?

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な~んて期待してしまうけれど、
そう簡単にガスは取れてくれないから・・・

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見事な『えびのしっぽ」のかたまりを眺めながら

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ゆっくり歩いていく。

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おっ! きたか~?!

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                    ・・・②へ続く・・・