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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/03/29 鳥海山麓・中島台へ①

 

 

1ヵ月前の2月26日、
まだ歩いたことのない積雪期の中島台の方面の下見?に行った。
この時は、通行止めゲートから車道を歩いて 第二発電所が奥に見えるところで折り返してきた。

3月末になって 中島台レクレーション広場まで除雪されたとのことだったので、
『あがりこ大王』の方を通ってい冬季ルートを少し登ってみることにした。


晴れて穏やかな一日になりそうな予報。
初めて行くには ありがたい天気。

予定より遅れて 6時頃に自宅を出発。
空には薄雲がかかっていた。

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朝日に染まる鳥海山を期待していたけれど、
染まる、というほどではなく・・・

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それどころか、薄灰色の 天気が崩れる前のような色になったりして。

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いつものコンビニから。

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県道58号線は除雪されて 道路には すっかり雪がなくなっていた。
そのそばを流れる水が、朝日にキラキラ光っていた。

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その流れの中で、フキノトウが顔を出していた。

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中島台レクレーション広場駐車場には 十数台の車あり。
早朝にスタートして上を目指して歩いている人たちが多いんだろうな。

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トイレ使用は4月中旬から。

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アイゼンとスノーシューを持ち、ツボ足で歩き始めたのは8時。
どこまで行けるかは分からないけれど、
せめて唐吹長峰を見上げる辺りまでは行きたいなぁ・・・と思いながら。

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この辺りの積雪は数十cm~1mくらい。
もちろん木道は雪の下。

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雪は締まっており、放射冷却もあり、ツボ足でも沈まずに歩ける。

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赤川にかかる橋を渡るところにピンクテープあり。

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橋を渡った向こうは 
また木道に関係なく雪の上を。

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まだまだツボ足で行けそうだったけれど、
橋を渡ったところでスノーシューを装着。

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赤川沿いに しばらく進む。
水音を聞きながら歩くのは とても心地よい。

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あがりこのブナの様子からすると、この辺りの積雪は1mくらいだろうか?

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青空の下、心地よい水音を聞きながら 雪の上を歩く・・・
それだけで満たされた気持ちに。( ´艸`)

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木々の枝の奥に山頂の方が見えるのは、こんな時期ならでは。

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陽の光が 徐々に暖かく感じられるようになっていく。

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8:42 『あがりこ大王』まで来た。

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『あがりこ大王』から先は、初めて歩くところ。


少し進むと、広い場所に出た。
この先、右斜め前方の方へ登っていくようだ。

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おお~。

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そこら中のあちらこちらのブナに、ヤドリギが。

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そして、そこら中のブナの枝先の芽が 大きく膨らんできていた。

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地形と地図で確認、うっすら見えるトレースも見つつ登って行く。
雪解け水が流れ、地面が見えているところも。

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雪面にのびる木々の影が美しい・・・。

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ここを登りきると・・・

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また広いブナ林に。

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太くて立派なブナの幹に・・・

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爪跡がいっぱい。(;^ω^)

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木の枝に付着せずに落ちたヤドリギの実。

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通称『雪虫』?が、たくさん歩いてた。

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やわらかな木の影の上を行く。

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かくれんぼ?

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うわ! 見えた~! これで本日の目的達成?!

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でもまだ9:35。
もっと行ってみよう。

 

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奥に、この先 上がる尾根が見えていて、
その西側を流れる鳥越川の方からは 水音が聞こえていた。

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おお~。

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しばらく立ち止まって、景色を眺めた。
屏風のような壁を見上げたり、鳥越川を見下ろしたり。


川沿いの木から木へと、鳥たちが鳴きながら飛び移っていた。

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この天気、この時間、
もちろん、ここを登って行くしかないよね!

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                     ・・・②へ続く・・・