鳥海ブルーラインが開通した4月28日、
午後から鉾立まで行ってみることにした。
( 朝から天気が良かったこの日、開通の時間に合わせて行くことができたのなら、
御浜辺りまで行きたかったなぁ・・・。)
スッキリした姿の鳥海山を眺めながらR345を行くと・・・
刈屋の梨畑では白い花が満開。
何人かの方たちが受粉作業をしているところだった。
R7から右へ入り、小野曽地区まで来ると、
地区をあげて植えているという枝垂れ桜が満開だった。
( その辺りで車を止めて撮影中の方が何人かいたので、止まらずに通過。残念。)
水芭蕉群生地の前を通る時、チラッと見たら、
葉がすっかり大きくなってしまっていた。
駒止。
ここで、夕方17時~翌朝8時まで夜間通行止めになる。
ゲートが閉まる17時までに戻ってこなければ。
登るにつれ、道の両側には雪が徐々に増えていく。
その上には新緑の木々。
標高1000mの大平山荘わきの駐車場にて。
5年前のGWの時は、この斜面は全部雪に覆われていた気がする。
今年は 積雪が多かったわりに 解けるのが早い。
途中 下ってくる車と何台もすれ違いながら、
14:28 鉾立駐車場に到着。
この時間になったので、駐車場に停まっている車は少なかった。
登山届を出す場所は、この時期 道路の反対側に置かれている。
展望台まで登ってみよう。
歩き出してみると、確かにツボ足でも登れる状態。
毎度この辺りから撮る稲倉岳。
夏道を通らずに そのまま雪の上を歩いて展望台へ。
東雲荘は 無雪期よりもずっと見下ろした位置に。
久しぶりの鉾立展望台からの眺め。\(^o^)/
奈曽渓谷をのぞき込んでみると
ザーザーと雪解け水が流れていた。
滝の方に目を移すと・・・
この時期なので、水量が多い。
展望台で「コーヒー&スイーツ」でまったりする予定だったけど、
時間があるので そのまま少し登ってみることにした。
展望台の少し先の展望ポイントで また奈曽渓谷を眺め・・・先へ。
残雪歩きと夏道歩きを繰り返しながら進む。
振り返ると、
さっきすれ違った方たちの姿が展望台にあった。
急斜面の木々・・・。
雪がたくさん降ったのに、気温の高い日が続いて 雪解けが早い。
5年前のGW中に来た時は、この辺り もっと雪があった気がする。
たまに踏み抜いた跡もあるので、気を付けて。
この辺りにもイワナシの花が咲くんだなぁ・・・と初めて知った。
登る時期が違うと、出会う植物も違う。
この先から いよいよ雪渓に上がる。
左前方の奥に チョコンと山頂。
「どこまで行けるかな~」と時計を何度も見ながら登っていく。
ゲートが閉まる17時から逆算して考えながら登り・・・
15:40まで登って、ここで折り返すことにする。
少しずつ陽が西に傾いてきたのを眺めつつ、下って行く。
岩・石ゴロゴロの道を過ぎ・・・
小さな雪渓を歩き・・・
南側斜面を眺めたり、
立ち止まって 奈曽渓谷をのぞき込んだり・・・
膨らんだブナの芽を眺めたりして・・・
16:37 登山口に下山。
駐車場に残る車は少なくなっていた。
この時間になったので、稲倉山荘に寄るのは諦めて車に乗った。
除雪したばかりの時の雪壁は、どのくらいの高さまであったのかな。
登ってくる車も 下って行く車も ほとんど無い時間帯。
ちょっと車を止めて 田に水が入り始めた庄内平野を眺めたり・・・
道路わきの木々の様子をチラ見したりしながら下って・・・
駒止まで来ると、ゲートを締める方の車が待機していた。
ゲートが閉まる前に無事に通過し、帰宅。
帰路のR345からは、
鳥海山の姿がくっきりスッキリ見えていた。