湯殿山~姥ヶ岳~月山を奥に眺めながら 皮松谷地を後にする。
では、ブナ林の中を下っていきま~す。
ここにも湿地があったよ。
「第3の湿地だ」
と、ガイドのSさんはおっしゃってたけど。
わわ、Sさ~んが こっちを見てる。
今 行きま~す!
と心の中で言いつつも・・・
つい立ち止まって、美しいブナの木々を眺めてしまう。
雪紅葉の上で揺れる木漏れ日を眺めたり・・・
根開けの穴の中をのぞき込んだり・・・。
穴の中の一つに入ってみたら、
なかなか心地よかったよ。( ´艸`)
ヤドリギの実。
「食べられるから、食べてみていいよ」
とTさんに言われ、一粒食べてみた。
「あ、種は出してよ!」
・・・すでに飲んじゃいましたよ。(;^ω^)
お腹の中にヤドリギが生えてきたら、どうしよう・・・。(;^ω^)
下って・・・登って・・・
わりと新しい爪跡。
今年はブナの花がたくさん咲いてるから、お腹いっぱいに食べてるかなぁ・・・。
ブナの芽鱗と花の雪もみじの上に 白くトレースが残る。
あら、何かの鳥の巣が落ちてる。
「同じような太さの枝を集めてスゴイね~」
と感心。
可愛い鳴き声がしたので 立ち止まって姿を探したら・・・いた、いた。
何の鳥でしょう。(鳥は ほとんどわからない・・・。(;^ω^) )
雪面にブナの影が映る上を下って・・・登って・・・。
尾根の左側と右側で、
ブナの根元の曲がる方向が違っているのがわかる~。
林の中には、
「なんで こんなふうになったの?(;^ω^)」と驚くようなブナも。
足跡。
キツツキがたくさん穴を開けた木。
最近開けたような穴も。
そういえば、
さっきもどこからかドラミングの音が聞こえていたなぁ。
木の周りに 焦げ茶色の花がたくさん落ちているところがあった。
「ヤチダモだよ。湿地に多い木だ」
と Sさんが教えて下さった。
ここが、この日のコースで最後に見た湿地。
小さなミズバショウの花が咲いていた。
カラマツ林になった。
「カラマツ林になると、もうすぐ終わりだな~って思うのよ」
と、すぐ近くを歩いていた方。
私と同じように、あちらこちらで立ち止まりながら、
いろんなものを眺めていらした方。
この日のゴール、R112の通行止め地点に到着。
Sさんが運転するマイクロバスに乗って スタート地点のネイチャーセンターに戻った。
ガイドのSさん、Iさん、写真のアドバイスを下さったTさん、参加者のみなさん、
一日お世話になりました。
この時期ならではのコース、一人では歩けないコースを歩くことができて
充実感いっぱいの一日になった。
帰り道での志津温泉・五色沼。
羽黒地区まで戻ってきてから眺めた月山。