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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/06/12 鳥海山・笙ヶ岳①…鉾立~御浜

 

午前中は曇り(一時雨が降りそうな)で昼頃から晴れてくる予報の鳥海山へ。

庄内側からはガスで鳥海山が見えなかったけれど、
鉾立のライブカメラでは ガスの切れ間に青空も見えていたので、
まずは鉾立に行ってみることにした。

R345を北へ向かう途中は、鳥海山は見えず。
鳥海ブルーラインに入ってからは 青空広がる所とガスの中とを繰り返しながら進んで・・・

鉾立駐車場に着いた時は こんな感じ。
山頂が見えないだけでなく すぐその辺にもガスがモワモワ。


まだ道路の端にあった登山届ボックスに登山届を入れ、登山口の方を見ると・・・
すぐ向こうから真っ白。

鉾立展望台まで行けたらヨシとしようかな、と思いながら歩き始めた。

 


この時期、登山道わきの笹藪でタケノコ採りをしている方がいるので、
ガサゴソ音がしてビックリすることがある。(;^ω^)


この日は、
ガサゴソという音とともに クマ避けのラジオの音が聞こえた。

 

 

 

 

 

後ろから賑やかな話し声が聞こえてきて・・・

 

登って来たのは、マイクロバスで来ていた高校野球部のみなさん。
写真をとりながらノロノロしている私を追い越しながら
「〇✕▼※▢▲〇★~っす!」
と元気な声で挨拶をしてくれた。

 

毎年同じ場所で花を咲かせるツバメオモト。
株が大きくなった気がするよ。

 

展望台の向こうはガスで真っ白だったので立ち寄らず、
階段のそばに咲くハクサンチドリを眺める。

 

スタート時には「展望台まででも  いっかな~」なんて思っていたけれど、
野球部の人たちが大勢登って行ったし・・・

 

私も もう少し行ってみることにづる。

 

 

 

 

 

うわ・・・
奈曽渓谷の方からガスが吹き上がって来てる。

 

行けるところまでね。

 


ガスが流れる隙間から 少し青空が見える。
どんどん晴れてくれるといいのにな・・・。

 

「おはようございます。
 ようこそ鳥海山へ!」
と お辞儀してくれてるみたいなイワカガミ。

 

 

 

 

 

人の姿が見えなくて自分独りだったら、行くのをためらってしまうようなガス。

 

でも、ポツポツ登山者がいるので、
もう少し行ってみようという気もちになる。

 


足下の花たちも元気をくれるしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪渓が現れた。
最初の雪渓はすぐに終わる。

 

 

 

 

 

葉に包まれたツボミ。

 

シラネアオイの白花だろうか・・・。

 

花を眺めながらのんびり歩いていて ふと後ろを振り返ると、
そこには 毎週  月山方面を歩いているSさんがいるではないか。お互いにビックリ。

Sさんは、
前日に月山を歩き、この日は月山の方より天気がよさそうな鳥海山へ来たのだという。

山頂までは行ったことがあるけれど笙ヶ岳には行ったことがないというSさんと、
そこからご一緒することになった。


ここから大きな雪渓に上がる。

 

 

いちおうチェーンスパイクは持っていたけれど、
ツボ足で大丈夫そうだった。

 

 

笙ヶ岳の方、青空も見えて来たけれど、まだまだガスが優勢。
この後は どうだろうか。

 

『賽の河原』の標柱は、まだブルーシートに包まれてる。
向こうの斜面の雪渓を登っている人たちの姿が小さく見える、

 

少し石の階段を上り、再び雪渓へ上がる。
雪解け水が音を立てながら流れていた。

 

雪渓を下りて夏道に上がったところで、賽の河原の方を振り返って見る。
雲の影が流れる雪渓の上に、登山者の姿が小さく見えた。
鉾立へ下って行く人、御浜の方へ向かって来る人、河原宿の方へ行く人・・・。

 

御浜に向かう道の両側の雪解け間もないところには、
いろんな植物たちが顔を出していた。

コシジオウレン・・・

コバイケイソウ・・・

 

 

 

イワイチョウ・・・

 

ニッコウキスゲ・・・(たぶん)・・・などなど。

 

笹の中には花を咲かせていたものも。

 

元気いっぱいのコバイケイソウ

 

ハクサンイチゲのつぼみ。

 

これは?
(ネバリノギラン?)

などと、植物たちを眺めながら歩いているうちに、

御浜に到着。

 

御浜小屋の手前から、一気に花が増える。

 

Sさんも、なかなか進めないようだ。

 

                       ・・・②へ続く・・・