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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/07/02~03 月山山頂小屋泊⑥…鍛冶月光~牛首~リフト上分岐~姥ヶ岳~牛首

 

朝食後、みなさん  それぞれ小屋を出発していく。

私も、7時半前に小屋を出た。

ちょうど同じ頃に小屋を出たSさんは、
清川行人小屋の方へ周回し、山頂に戻って昼食を食べ、
それから金姥~装束場~大門海沼と下り、そこから姥沢と登り返して駐車場に戻るそうだ。
相変わらず スゴイ体力だ。(;^ω^)


私は、状況を見ながら折り返し地点を決めるつもり。
まずは鍛冶月光を下っていく。

山頂小屋で相部屋だった仙台の方と、途中までご一緒させていただくことにした。
彼女は、稜線を歩いてリフトに乗って下る予定だそう。

私は、どこまで行こうかな。

花をゆっくり眺め写真を撮りながら牛首辺りまで下って戻ってもいいし・・・
稜線を歩いて金姥辺りまで行くもの良さそう。

牛首まで行ってみて、どうするか決めよう。


雪渓を登ってくる人たちの姿が小さく小さく見えた。
まだリフトの営業開始前なので、下から登って来た人たちだろう。

 


この雪渓は、ほんのちょっとなので問題なし。

 

 

 


北側に目を向けると、庄内平野鳥海山が見えた。

 

 

 

おや、落とし物?

 


こはちょっと・・・ドキドキする雪渓ですなぁ・・・。(;^ω^)
「ここを下るより、あっちの道を回った方がいいですよ」
と すれ違った方が教えてくれた方を見ると。確かに斜面に踏み跡がついていた。
「ありがとうございま~す!」

でも、仙台の方がそのまま下ると言うので、私もツボ足のまま  ゆっくり下って・・・ 
無事に登山道へ下りた。

ツボ足でスキーのようにシャ~ッと上手に滑る人もいたけれど、
私は臆病なので、恐る恐る一歩一歩。

 

登山道のすぐ下側の雪がとけた所に、コバイケイソウの葉が  たくさん出ていた。
そういえば 昨年ここにコバイケイソウの花がたくさんさいていたなぁ・・・と思い出した。

 


牛首の分岐に来た。
どうしようか迷ったけれど・・・まだ時間があるので、
私は、中腹コースを歩いて姥ヶ岳に登ってから稜線を戻ることにし、
仙台の方に挨拶して 左の道へと進んで。

お名前を聞かないでしまったけれど・・・
初めての山頂小屋泊でご一緒させていいただいて、楽しい時間を過ごすことができた。

とても話しやすくて、
山に吹く心地よい風のような人だったなぁ・・・。

 

私は こっちへ。
この先に雪渓が待っている。

 

見あげると、仙台の方は雪渓を歩いていた。
反対周りで歩くので、どこかでお会いするかもしれませんね~と話していたけど
どこかで会えるかな。

 

 

雪渓に上がったところでチェーンスパイクを装着して 下り始めた。

 

登ると けっこうキツく感じる道。
私は ほとんど下りに使う。(;^ω^)

 

大きな雪渓を下りきると、
夏道と雪渓を繰り返しながら リフト上駅の上にある分岐まで登って行く。

 

斜面を勢いよく流れてくる雪解け水。

 

木道の下を流れ・・・

 

次の雪渓?の下へと流れ込んでいく。
こんなふうに山のあちらこちらを雪解け水が流れている様子や
雪どけ後に植物が顔を出す様子を想像し、
山全体に ものすごいエネルギーがあるのだと あらためて思った。

 


雪解け水の流れる音が響く こんな景色の中を歩くの、いいなぁ。

 

姥ヶ岳の斜面の雪渓を登る人の姿が小さく見える。



分岐に上がった辺りで 歩いてきた方を振り返って見る。

 

下ってきた雪渓には、たくさんの人が。

 

 

 

分岐から 姥ヶ岳の山頂の方へ向かう。
雪渓にはスキーヤー&ボーダーも。

 

たくさんの人が歩いてステップがあったので、そこをツボ足で登って行く。

 

ここで夏道へ。

 

💙

 

朝日連峰を振り返り見ながら木道を登って行き・・・

姥ヶ岳山頂に到着。


木道を西側に進み・・・
北側、品倉尾根や その向こうの庄内平野鳥海山を眺めたり・・・

 

西側、湯殿山や 装束場付近を眺めたり・・・。

 

姥ヶ岳山頂は たくさんの人でにぎわっていたので、

 

グルッと景色を眺めて 水分補給をして 

 

金姥の方へ進む。

 

 

西から東へと心地よい風が吹く稜線の木道を。

 

金姥の辺りも、いろいろな花がたくさん咲くところ。

 

チングルマは 穂になっているものが多く、フワフワ風に揺れていた。

 

淡いピンク色のシャクナゲは咲き始めだろうか?

 

イワカガミは すでに花が終わっているものがほとんどだったかな。

 

 

 

 

 

金姥の斜面には ヒナウスユキソウ。
その向こうには 湯殿山コースの道が見えていた。

 

見あげた空には いろんな雲。

 

時間とともに 日差しがジリジリ暑くなってくる。

 

 

 

 

 

牛首分岐までの斜面は
チングルマやイワカガミ、ヒナザクラなどの花畑。

 

少し前から 一緒になった方、
お話していたら、BUNさんや あかねずみさんの話題が出てきてビックリ。

たくさんの人が歩いている中で たまたまお話した方から
自分の知っている方のお名前が出てくるんだもの。

その方と いろいろお話しながら歩いて 牛首分岐を通過。
北側の景色が見えるところに上がって一休み。

 

                  ・・・⑦へ続く・・・