出発した時は スッキリ・クッキリ見えていた鳥海山。
いつの間にか どんどんガスが湧いてきていて・・・
鳥海ブルーラインを上がって行く頃には、すっかりガスにおおわれていた。(;^ω^)
大平の駐車スペースに着くと、車は2台のみ。
ガスの中、人の姿が見えない山道を独りで登っていくのは心細いなぁ・・・と思っていたら、
間もなく新潟ナンバーの車が2台到着。
女性グループの方たちが 賑やかに話しながら準備を始めたので、ちょっとホッとした。
8時頃にスタート。
大平口からの登り始めの雰囲気、好きなんだなぁ・・・。
おはよう、ツクバネソウさん。
おはよう、緑の葉っぱさんたち。
おはよう、タケシマランさん。
自分のからだが 山になじむように、
山の空気が体中に巡るようにイメージしながら呼吸したり
足裏から伝わる山のエネルギーが体の隅々までいきわたるようなイメージで
一歩一歩歩いたり・・・。
あちらこちら苔生している石の道。
でも濡れていないので滑らなくてよかった。
大きな石に生えてるレタスのようなのは・・・コケ?地衣類?
水滴の飾りをつけてる。
30分ほど登って『見晴らし台』まで来た。
晴れていれば 大平山荘を見下ろしたり庄内平野や男鹿半島の方をしばらく眺めたりするところだけど・・・
残念ながら眺望ナシ。
・・・てことで、水分補給をして先へ。
水滴が かわいい・・・。( ´艸`)
毎度 花畑になっているところ。
ニッコウキスゲうあヨツバシオガマ、シロバナニガナなどが咲き、ヤマハハコが準備中だった。
いったいいくつの花が咲いてるんだ?・・・と数えてみたら、
ざっと10は咲いてたな。(;^ω^)
実ができ始めてるコバイケイソウ。
この辺りは、道の両側に白い花。
チングルマの花の中に星。★
『清水大神』まで来ると・・・
雪渓が残っていた。
後ろの方から賑やかな話し声が聞こえるので 振り返って見ると・・・
私の後にスタートされた新潟の方々。
「ここは『とよ』デス」
すぐ近くにある小さな池塘には青空が映っていた。
これから行く方に、少し青空が。
このまま晴れてくれたらいいのに・・・。
青空が見えたかと思うと、すぐにまたガスが。
一斉に葉が出てきたチングルマ。
こんな様子を見ると、チングルマは木だったのだと思うのがった。
あのごつごつした大きな石の積み重なりが 左手前方に見えるようになると
河原宿は近い。
9:40頃 河原宿まで来た。
ガスの中から あの祠が見えた。
水分補給して雪渓に上がった。
・・・②へ続く・・・