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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/07/07 鳥海山・中腹ウロウロ②…河原宿~笙ヶ岳

 

河原宿から雪渓へ上がる。
青空が見えてきたし、気分が上がるなぁ~。( ´艸`)

 

長坂道T字分岐に行く手前で雪渓から南側へ上がる。

 

長坂道の方には、外輪山がチラッと見えてきた。

 

私は、あっちへ向かう。

 

よく見ると、笙ヶ岳三峰に登って行く人たちの姿が。

 


私が三峰を登る時にも ガスが晴れるといいなぁ・・・。

 

青空を映す池塘を見ることができるかな・・・と思っていたけれど、
この日は  こんな感じだった。

 

イワイチョウ・イワカガミ・チングルマなどが咲く草原の中を歩いていく。

 

 

雪が解けて緑の植物がいっぱいに生えた笙ヶ岳三峰の斜面。

 


あらら、三峰にガスが流れてきちゃったよ。

 


長坂道に合流して見る岩峰の方にも御浜の方にも ガスが。

 

ガスが流れる笙ヶ岳三峰へ、雪渓を登って行く。
真っ白になるほどじゃないから大丈夫。

・・・と思いながら登って行くと、


雪渓から夏道になって間もなく、今度は青空が。

 

ふお~ コバイケイソウイワイチョウチングルマ、イイ感じだぁ・・・。

 

さっきまで全然見えなかった鍋森も見えてきたよ。

 

三峰のピークに上がると、二峰・一峰の方はガス。
近くの石に腰かけていた方が
「アンタは一峰の方まで行くの?
 アタシは  もうここまででいいよ。向こうへ行ってもガスで何も見えないもの。」
と声をかけて下さった。
「一応、一峰まで行ってみます」
と私。
「そう。今 1つグループが行ってるけど、気をつけてね~」
「はい、行ってきま~す」


うわ~! ニッコウキスゲがいっぱい咲いてる~!

 


ハクサンシャクナゲも咲いてる~。

 

ガスが流れる中で咲く花もいいよね~。

 

雪渓を少し歩いて・・・

 

 

ハクサンイチゲチングルマが咲く道を進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二峰付近にも ニッコウキスゲがいっぱい。

 

一峰の手前には、ハクサンイチゲの群落。

 

さぁ、一峰はどうかな・・・と思いながら登って行くと・・・

 

うわ・・・( ゚Д゚)・・・ニッコウキスゲの当たり年だろうか?

ガスで南側の景色は見えないと分かっているけど、
いつも休憩する場所へ行ってみよう。

ムカゴトラノオも たくさん咲いてる。




コメバツガザクラかな?

 

いつもの場所から長坂道を見下ろすと、
下の方までニッコウキスゲが咲いているじゃないですか。

 

せっかくなので、少し下って行ってみよう。

 

まだまだ続いてる~。
でも、下るのは この辺までにしておこうかな。

 

ガスは晴れそうにないし・・・
大きな石が積み重なった平らなところに腰かけて コーヒータイムとする。
東側の斜面をガスが吹き上がってくる中でのコーヒータイム。(;^ω^)

 

近くには、タカネアオヤギソウが咲いていたり・・・


ハクサンシャジンが準備していたり・・・。

そしてなんと、
夏の終わりによく見かけるウメバチソウのつぼみまであった。


一峰の三角点付近で休憩中だったグループの方たちが
私の後から下ってきて ニッコウキスゲを眺めて また戻って行った。

 

すごいなぁ・・・ずうっと下の方までニッコウキスゲが咲いてるのが見える・・・

なんて ボ~ッと眺めていると・・・このわずか2・3分後、


驚いたことに、
カーテンを開けるみたいに ガスがサ~っと取れていった!

うわ~~! Σ(゚Д゚)


西側も、うわ~! ( ゚Д゚)

 

さっきまでガスで全然見えなかった万助小舎も見えた! ( ゚Д゚)

 

そして・・・

 

山頂の方までも! ( ゚Д゚)

 

千畳ヶ原も見える!
沢部分には雪渓が残ってて・・・
緑の中の茶色っぽい部分は、雪が解けたばかりのところだな。

・・・思い切って、千畳ヶ原まで行ってみようか?!


ふと思いついて、千畳ヶ原の方へ行ってみることにした。

 

またガスで辺りが白くなってしまったら、そこで引き返してくればいい。

 

蛇石流付近に雪渓の状況がわからないけど・・・
行ってみて 自分には行けないと思ったら、そこで引き返して来ればいい。

 

いやいや、その前に、長坂道から鳥海湖の方に下る斜面の雪渓はどうだろうか?
それも、ダメだと思ったら引き返してこよう。

 

とにかく、行けるとこまで行ってみることにした。
振り返ると、遠く雲の切れ間から月山が少し見え、元気をもらった気がした。

 

 

 

笙ヶ岳のニッコウキスゲを眺めることができて大満足したから、

 

千畳ヶ原の方へ向かってみることは おまけのチャレンジということで。

 

そんな山歩きがあってもいいよね。(;^ω^)

 


再び辺りがガスに覆われはしないかと ガスの様子を気にして見つつ・・・
まずは笙ヶ岳三峰を下っていく。

 

 

                   ・・・③へ続く・・・