時間ができたので、鳥海山へ行くことにした。
しかし、朝から体調はイマイチ。
でも、山を少しでも歩くと元気が出るから、行ってみよう。
様子を見て、歩くコースや折り返し地点など決めることにするけど、
笙ヶ岳には2回続けていったので、御田ヶ原の方へ行こうかな。
・・・などと思いながらノロノロ準備し、
家を出た時には すでに7時半を過ぎていた。(;^ω^)
この日も湿度が高く、鳥海山は霞んで見えない。
この後はどうかなぁと思いながら鉾立へ。
鉾立駐車場に着くと、上の駐車場はいっぱいだったので下の駐車場へ停めた。
登山口の先は、ガス。
でも、御浜の方へ行く道は 雪渓がほとんど無くなっているだろうし・・・
登山者が たくさん登っているはずだから・・・
行ってみよう。
9時、鉾立の登山口をスタート。
道の両側をキョロキョロみながら ゆっくり登り始めた。
前回 ここを歩いてから2週間以上が過ぎ、
植物たちの様子が だいぶ変わっていた。
1週間でも、山の様子は けっこう違っているものね。
初夏から盛夏へ、という感じだろうか。
振り返ると、駐車場の向こうには雲。
ツバメオモトの実は色づいてきていた。
黄・白・オレンジ。そして・・・
赤。
ガスで向こうが見えないかもしれないけど、
展望台へ上がってみると・・・
これから登って行く登山道の方を見ると・・・
尾根の東側にガス。
奈曾渓谷は・・・ガスが渦巻くように モワモワ動いていた。
会えるのを楽しみにしていたクガイソウの花は、すでに終わっていた。(;^ω^)
大平からのコースの方もガス。
向こうのコースを ガスの中 独りで歩くのは心細かったから、
やっぱり こっちに来て良かったかな。(;^ω^)
アカモノは、赤い実に。
今年けっこう目に付くツルアリドオシ。
よく見ると とっても可愛いヤマハハコの花には 先客あり。
ここを通るたびに思い出すのは、
左側の岩に座って 青森からいらしたというお二人とお話したこと。
「青森の山もいいけど、鳥海山は もっといいね~!」
と おっしゃるのを聞いて嬉しかったんだ。
大きな石の隙間にミヤマホツツジ。
あれ?なんだろう?・・・と考えて、
ここに咲いていた花は・・・ニガナだったと思い出した。
花が咲いた後も可愛いなぁ。( ´艸`)
なかなか覚えられない白い花が咲く植物。
葉の間から朱色っぽいものが見えて、何だろう?としゃがんで見たら、
小さなキノコだった。
前の晩 小屋に泊まった方たちが、次々に下山してくるのとすれ違った。
「サイコーでしたよ~」
なんて言いながら。
う~ん・・・私も小屋に泊まりたいよぉ。
シラネアオイの実。
何度見てもオモシロイ形だ。( ´艸`)
これは・・・すでに種が飛び出てしまった後のショウジョウバカマ。
ヨツバヒヨドリやアザミは、まだまだ これから。
葉の間から そ~っと顔を出しているみたいな赤い実は、ハリブキ。
だいぶ陽が当たるようになった。
日差しがあると、今度は暑い。(;^ω^)
陽が差したり ガスが流れたり;
子のショウジョウバカマは、まだ実をつけている。
はじける瞬間を見てみたいなぁ・・・。
ニッコウキスゲ。
前回・前々回と、花ばっかり眺めてたから、
葉を眺めるのは 新鮮な?気持ち。( ´艸`)
隙間にスミレのかたまり。( ´艸`)
雪渓がとけたところには、ヒナザクラや・・・
ここの雪渓も、登山道部分はとけて無くなっていた。
雪渓の端の下は空洞。
西側の尾根の斜面を眺める。
早めに雪が解けた所は緑色。その縁にはオレンジ色のニッコウキスゲ。
その下は雪が解けたばかりで枯れ草色。
そして・・・雪渓の白。
この丸っこくて可愛い花は何だっけ? クロウスゴ?
ここのイワカガミが咲くのは これから。
緑の葉っぱがツヤツヤ。
こういう、何でもないような?斜面を眺めるのが好きだったりする。( ´艸`)
薄いピンク色のハクサンシャクナゲも、
今年たくさん見ることができた花の一つじゃないだろうか。
おお~出てきましたね、ダイモンジソウ。
見あげた斜面の大きな石の上に、チングルマがいっぱい。
大きな石の上を覆うように・這うように 広がって花が咲いてるチングルマが、
「木」なのだと聞いた時は 驚いたっけ。
葉が出はじめた頃の様子を見ると、
「ホントだ~、木だ~」と思うんだけど。
早く花が咲いたチングルマは、すでに穂に。
賽の河原に到着。
河原宿の方へつながっていた雪渓が だいぶとけていた。
では、ここから御浜の方へ。
・・・②へ続く・・・