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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/07/27 鳥海山・鉾立より①…鉾立~賽の河原


時間ができたので、鳥海山へ行くことにした。

しかし、朝から体調はイマイチ。
でも、山を少しでも歩くと元気が出るから、行ってみよう。

様子を見て、歩くコースや折り返し地点など決めることにするけど、
笙ヶ岳には2回続けていったので、御田ヶ原の方へ行こうかな。

・・・などと思いながらノロノロ準備し、
家を出た時には すでに7時半を過ぎていた。(;^ω^)


この日も湿度が高く、鳥海山は霞んで見えない。
この後はどうかなぁと思いながら鉾立へ。

鉾立駐車場に着くと、上の駐車場はいっぱいだったので下の駐車場へ停めた。


登山口の先は、ガス。
でも、御浜の方へ行く道は 雪渓がほとんど無くなっているだろうし・・・
登山者が たくさん登っているはずだから・・・
行ってみよう。

9時、鉾立の登山口をスタート。

 

 

道の両側をキョロキョロみながら ゆっくり登り始めた。

 

 

 

前回 ここを歩いてから2週間以上が過ぎ、

 

植物たちの様子が だいぶ変わっていた。

 

1週間でも、山の様子は けっこう違っているものね。

 

初夏から盛夏へ、という感じだろうか。

 

振り返ると、駐車場の向こうには雲。

 

ツバメオモトの実は色づいてきていた。

 

黄・白・オレンジ。そして・・・

 

赤。

 

ガスで向こうが見えないかもしれないけど、
展望台へ上がってみると・・・

 

これから登って行く登山道の方を見ると・・・
尾根の東側にガス。

 

奈曾渓谷は・・・ガスが渦巻くように モワモワ動いていた。

 

 

 

 

 

会えるのを楽しみにしていたクガイソウの花は、すでに終わっていた。(;^ω^)

 

大平からのコースの方もガス。
向こうのコースを ガスの中  独りで歩くのは心細かったから、
やっぱり  こっちに来て良かったかな。(;^ω^)

 

 

 

 

 

アカモノは、赤い実に。

 

 

 

 

 

今年けっこう目に付くツルアリドオシ。

 

 

よく見ると とっても可愛いヤマハハコの花には 先客あり。

 

ここを通るたびに思い出すのは、
左側の岩に座って 青森からいらしたというお二人とお話したこと。
「青森の山もいいけど、鳥海山は もっといいね~!」
と  おっしゃるのを聞いて嬉しかったんだ。

 

大きな石の隙間にミヤマホツツジ

 

あれ?なんだろう?・・・と考えて、
ここに咲いていた花は・・・ニガナだったと思い出した。
花が咲いた後も可愛いなぁ。( ´艸`)

 

 

なかなか覚えられない白い花が咲く植物。

 

 

 

葉の間から朱色っぽいものが見えて、何だろう?としゃがんで見たら、
小さなキノコだった。

前の晩 小屋に泊まった方たちが、次々に下山してくるのとすれ違った。
「サイコーでしたよ~」
なんて言いながら。

う~ん・・・私も小屋に泊まりたいよぉ。

 

シラネアオイの実。
何度見てもオモシロイ形だ。( ´艸`)

 

これは・・・すでに種が飛び出てしまった後のショウジョウバカマ

 

ヨツバヒヨドリやアザミは、まだまだ これから。

 

葉の間から そ~っと顔を出しているみたいな赤い実は、ハリブキ。

 

だいぶ陽が当たるようになった。
日差しがあると、今度は暑い。(;^ω^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽が差したり  ガスが流れたり;

 

子のショウジョウバカマは、まだ実をつけている。
はじける瞬間を見てみたいなぁ・・・。

 

 

 

ニッコウキスゲ
前回・前々回と、花ばっかり眺めてたから、
葉を眺めるのは 新鮮な?気持ち。( ´艸`)

 

隙間にスミレのかたまり。( ´艸`)

 

雪渓がとけたところには、ヒナザクラや・・・

 

イワイチョウ

 

 

 

ここの雪渓も、登山道部分はとけて無くなっていた。

 

 

 

 

 

雪渓の端の下は空洞。

 

 

 

西側の尾根の斜面を眺める。
早めに雪が解けた所は緑色。その縁にはオレンジ色のニッコウキスゲ
その下は雪が解けたばかりで枯れ草色。
そして・・・雪渓の白。

 

この丸っこくて可愛い花は何だっけ? クロウスゴ?

 

ここのイワカガミが咲くのは これから。
緑の葉っぱがツヤツヤ。

 

こういう、何でもないような?斜面を眺めるのが好きだったりする。( ´艸`)

 

薄いピンク色のハクサンシャクナゲも、
今年たくさん見ることができた花の一つじゃないだろうか。

 

おお~出てきましたね、ダイモンジソウ。

 

見あげた斜面の大きな石の上に、チングルマがいっぱい。

 

大きな石の上を覆うように・這うように 広がって花が咲いてるチングルマが、
「木」なのだと聞いた時は 驚いたっけ。

 

葉が出はじめた頃の様子を見ると、
「ホントだ~、木だ~」と思うんだけど。

 

早く花が咲いたチングルマは、すでに穂に。

 

賽の河原に到着。
河原宿の方へつながっていた雪渓が だいぶとけていた。

では、ここから御浜の方へ。

                       ・・・②へ続く・・・