大門海沼から周海沼の方へ流れていく沢を渡り、
周海沼の方へ下っていく。
何のキノコか、次々に現れる。
ウスヒラタケ、だそう。
苔生した木の皮が剥がれてきている。
シットリした道を下っていく。
時々 振り返って見ながら。
これ、粘菌というのものらしい。
周海沼の近くまで下ってきたところで、陽が差し込んできた。
この辺りは、すうっと伸びたブナの林。
石を囲むように根を伸ばした木々。
木々の間から、周海沼のそばに建つ野鳥観察小屋が見えてきた。
周海沼に流れ込む沢の水音が 辺りに響いていた。
周海沼の方へ下りていく分岐のところに、苔生した倒木アリ。
その苔の中に、チョコンと可愛いキノコ。
周海沼の方へ。
ヤシャビシャクをパチリ。
大きな実を付けたユキザサ。
野鳥観察小屋に入り、窓を開けて 周海沼をパチリ。
風がほとんどなく、静かだった。
この石には、何種類の苔が生えているのかな。
ヒメアオキの枝の、葉の付け根にあるコブ。
虫が作ったコブらしい。
葉の付け根にあるのは、そこが栄養を摂りやすいからではないか、
とMさん。
野鳥観察小屋から トチノザウルスへ。
この日のトチノザウルス。
見上げると、トチの葉がいっぱい!
トチザウルスの近くには、トチバニンジン。
赤い実が可愛い。
コースに戻って下っていく。
『夫婦ブナ』と呼ばれているらしいブナまで来た。
「『熟年夫婦ブナ』」だよ」
と Mさんが言えば、
「なるほど、だから上の方で離れてるんだぁ~」
と 参加者の方の声。
こういう掛け合いが、オモシロイですな。
苔生して、少しずつ崩れてきている倒木。
ビロードのような苔におおわれた倒木。
元玄海で、また水に入っているよ。
石を持ち上げて ハコネサンショウウオがいないか探しているようだ。
ここの沢からもヒンヤリした冷気が来る。
すっかり茶色になってしぼんでしまったキノコ。
「周りがヒラヒラして とっても美しいキノコなんだよ~」
とMさん。
その美しい姿は、3日間だけなのだそう。
湿地の方を見たけれど、この日もオニシオガマは見えず。
以前 オニシオガマが咲いていたのは、いつ頃だったのか。
Mくんのガイドで歩いた時にもあったキノコ。
その時より増えてるぞ。
分岐から石跳沢の方へ下っていく。
急斜面のジグザグに下る道。
急斜面を下りきると・・・
装束場の方へ行く古道に合流。
石跳沢沿いに、水音を聞きながら歩いて ネイチャーセンターの方へ。
ヌスビトハギの花かな?
水生昆虫の実験の網には、ザトウムシがいっぱいいた。(;^ω^)
玄海広場では、ネイチャーセンターのスタッフの方たちが草刈り作業中。
お疲れ様です!
14:45頃 ネイチャーセンターに到着。
Mさん、みなさん、ありがとうございました!
初めて歩く 姥沢駐車場から姥沢小屋跡の道。
この時期に歩いたことがなかった 姥沢から周海沼までの道。
先輩方から いろいろ教えていただきながら のんびりキョロキョロ歩くことができて、
楽しい時間を過ごすことができた。
庄内に戻ってくると 西から雨雲が流れてきていて、
母狩山付近に雨が降っているのが見えた。
そして・・・
スーパーで買い物をして車に乗る頃には、平野部も雨。
不安定な天気の日だったけれど、ちょうど良い時間帯に歩くことができたなぁ。