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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/09/14 鳥海山・七高山まで①…出発~滝ノ小屋~八丁坂下


この日は、稲が黄色くなった庄内平野を眺めながら鳥海山へと向かった。
早朝に出発できればよかったけれど・・・
ノロノロ準備して、ようやく家を出たのは7時半ごろ。
(あ~あ・・・こんなに天気がイイ日なのに・・・。)

我が家の辺りより 作業がいつも1週間ほど早い遊佐の方では、
すでにあちらこちらで稲刈りが始まっていた。

鉾立から笙ヶ岳まで行って、庄内平野を眺めようか・・・
滝ノ小屋口から月山森まで行って、西鳥海を眺めようか・・・
と迷いながら向かっていき、久しぶりに滝ノ小屋口の方へ行くことにした。
今シーズン、雪が解けてから まだ湯ノ台の方から登っていなかったからね。

 

『のぞき』で鶴間池を見下ろしてみる。
今年は 紅葉の時期か晩秋の時期に行く機会があるだろうか。

 

車道終点の駐車場へと上がって行く途中、
雲の上に顔を出した月山が見えた。

車道終点の駐車場に着くと、車は十数台。
一番奥では、いつも『のぞき』でお見掛けしていたTさんがパラソルの下で猛禽類待ち。

遠くの景色は雲があったり霞んでいたりハッキリとは見えなかったけれど、
神室連峰らしき連なりも見えた。

 

駐車場からの鳥海山外輪。
夏から秋へと移り変わる時期の色。

 

スッキリとした外輪山を見上げているうちに、
大雪渓辺りまで行って景色を眺めてくるのもいいかな・・・と言う気持ちも出てきていた。
さて、どうしようか。

9:20頃 スタート。

 

時間と体調をみながら登って、行けるところまで行って折り返してこよう。

 

チラッ。

 

色が変わる前のブナの葉、日の光を浴びて輝いている。

 

ふと見ると、細い枝には来年の葉の芽がついていた。

その様子を見て、何だかキュンとなった。

 

 

小さなかたまりが可愛い。
その影も可愛い。

 

 

 

黄色と青紫色の組み合わせがいいな。

 

荒木沢を渡る手前まで来ると、
向こう側の木々が少しずつ色づき始めているのが見えた。

 

ダケカンバの木々の向こうに、滝ノ小屋の屋根が見えてきた。
・・・あれっ? 屋根の色、あんなに真っ赤だったっけ?・・・
と思いながら行くと・・・

 

滝ノ小屋の屋根はペンキ塗り立てで、赤くツヤツヤ光っていた。
(小屋の入り口前では管理人Sさんが電話中で、その足元にはペンキの缶が。
 ホントに「ペンキ塗り立て」だった!)

 

滝ノ小屋の前を過ぎたところの沢の渡渉地点、この時期は水がほとんど流れていない。
先日 沢歩きをして楽しかったので、水が流れていないのが寂しい。

 

次の沢から見える白糸の滝にも、ここからは水は見えない。
チョロチョロt流れているくらいなのかな。

 

道のわきの植物たちも、

 

すっかり秋へと様子が変わっていた。

 

 

 

真っ赤に色づいたナナカマドの実、しばし立ち止まって眺めた。

滝ノ小屋のすぐ上のこの辺り、
   雪渓を歩いたり・・・
   沢の水音を聞いたりしながら歩いて・・・
   静かな雰囲気の中を歩いて・・・
   そして 雪原を歩いて・・・
と、自分にとって「いろんな季節に歩く場所」の一つになっている。

そういう場所があるって嬉しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

白糸の滝、すこ~し水が流れているのが見えた。

 

青紫色の花びらばかりに意識が向いてて気づかなかったけど、
オヤマリンドウのガクって、ワインレッドみたいな色なんだなぁ。

何度も目にしているはずのものでも、
そこに意識を向けていないと見えないもの・気づかないものが たくさんある。

 

 

湯ノ台道と合流。

 

八丁坂を登り始める。『1/八丁』。

 

動物に食べられずに残っているシラネアオイの実。
何度見てもオモシロイ形。( ´艸`)

 

もう少し経つと、眼下には紅葉に彩られた風景が広がる。

この、色づき始めの雰囲気も、また良いじゃないですか。

 

 

日本海は、ガスで見えない。

 

久しぶりに歩く八丁坂を見上げる。

うわ・・・来て良かったなぁ・・・。\(^o^)/

 

                                  ・・・②へ続く・・・