久しぶりに登る湯ノ台コースの八丁坂。
ちょっと登っては 立ち止まってキョロキョロ。
色づき始めた様子を眺めたり・・・
雲の影が斜面をゆっくり動いていくのを眺めたり・・・
振り返った景色を眺めたり・・・
足元の植物たちを眺めたり・・・。
ゆっくり一歩一歩登っていくうちに
鳥海山の空気・エネルギーが自分の体の細胞の一つ一つに入っていくようで うれしい。
湯ノ台道を見下ろしては、積雪期の様子を思い浮かべて。
黄色の花が元気をくれるトウゲブキ、
今年は その花が咲く頃に この道を登らないでしまったなぁ。
ミヤマハンショウヅルも、花に会わないうちに穂に。
『5/八丁』。
あ、あった あった。
ゴリラの横顔みたいな岩。( ´艸`)
駐車場にあった車の方たちは、上の方を歩いてるのだろう。
今 ここで景色を眺めているのは私一人。
静かで・・・
贅沢な時間。
月山森が見えてきた。
と思っていたら、
南側からわき上がるガスが、どんどん斜面を上っていく。
南側からガスが上がってきてる。
この後は どうなるだろうか?
水がジャンジャン流れている時期には、
この辺りまで来ると少しずつ水音が聞こえてくるのだけど・・・
この時期には その音が聞こえず。
八丁坂を登りきるころには、奥に外輪が見えて、
ウォ~っていつも思う。
そこから少し登って・・・
この岩と外輪をパチリして・・・
道がなだらかになると、もうすぐ河原宿。
そうそう、河原宿の手前にはナナカマドの木がたくさんあるんだった。
10:35 河原宿。
小屋がまだ残っていたのを見てホッとした。
まだ咲いててくれたハクサンフウロ。
この冬もキビシイ冬になりそうだと長期予報で言っていたけれど、
この小屋は そのキビシイ冬に耐えられるだろうか・・・。
同じことを心配しながら見ている人が、きっとたくさんいるに違いない。
さて、月山森に行こうか、もう少し先まで行ってみようか。
・・・③へ続く・・・