地元の庄内の山歩きがほとんどの自分にとって、
南蔵王にある後烏帽子岳は「自分独りでは なかなか行かない・行けない山」の一つ。
この日はエコプロのツアーに参加して 初めて後烏帽子岳へと歩くことになった。
西川町からエコプロ車に乗せていただき、高速でブ~ンと行く。
宮城川崎IⅭで高速を下り、遠刈田温泉の方へ。
車の窓越しに後烏帽子岳の山頂は見えていたけれど、
そこから連なる山々の上の方にはガスが。
前日から未明までの雨で、山はどんな状況なのかなぁ・・・と思いながら眺めた。
今回は、小阿寺沢登山口から前烏帽子岳~後烏帽子岳と登り、
下りは スキー場のゲレンデの途中~千年杉コースと歩き、
車道を10分ほど歩いて小阿寺沢登山口の駐車スペースに戻る周回コース。
登山口付近にはトイレが無いので、遠刈田温泉街にある公衆トイレに寄り・・・
ペンションなど宿泊施設を見ながら進み・・・
登山口付近の駐車スペースに到着。
準備をして 道路の向こう側へ。
8:00 小阿寺沢登山口をスタート。
一番後ろでキョロキョロしながら歩いていくつもりでいたけれど、
この日は ONさんが最後尾にいて下さることになり、
私は その前に。
沢の水音を聞きながら歩き始め・・・
すぐに立ち止まってしゃがみ込んだ。
「私、しょっちゅう立ち止まります。すみません。」
と 後ろのONさんに言うと、
「大丈夫ですよ~。ゆっくり楽しんで下さ~い。」
と言ってくださった。
・・・ありがとうございます。<(_ _)>
このコース、
途中から急登が続くようだけど、どんな道なのかなぁ・・・。
小阿寺沢を渡る地点が近づいてきた。
雨で増水してはいないだろうか・・・
石は濡れて滑るだろうか・・・
と心配していたけれど、大丈夫だった。
渡渉の途中で、小阿寺沢の上流側をパチリ。
渡渉してしばらく、小阿寺沢の水音をききながら登っていく。
あちらこちらに、思わず立ち止まって眺めてしまうような大木あり。
なんで こんなふうになったの?という樹皮。
地衣類の小さな粒々に触れてみたら、硬くてザラザラ。
あちらこちらに、石にベッタリ張り付いたような木や・・・
斜面に根を張り巡らして幹を支えている木も。
所々にマツの木も。
倒れかかっている木の下をくぐったり跨いだり。
花はほとんど咲いていないし紅葉のピークには早い時期だけれど、
足元には 苔をはじめ、いろいろオモシロイものあり。
酔っぱらって脚がもつれて寄りかかっているような木。(;^ω^)
大きな大きな石の間を登っていくところ。
こういうの、楽しい。( ´艸`)
うわ・・・木なんだけど液体に見えてくる・・・。(;^ω^)
足の置き場が見つけやすく、意外に登りやすい。
時々、木々の間から見える向こうの尾根を眺めたりして。
ほお~・・・でっかい・・・。
大きな石がゴロゴロしてて、
自分が登りやすいような足の置き場を探しながら行くのがオモシロイ。
地図を眺めていた時の急登に対する不安は どこへやら。
アスレチックコースを進んでいるような気持ちで とってもワクワク。( ´艸`)
・・・②へ続く・・・