少し緩やかな登りになるも・・・
また急登。
でもその分、振り返ると 標高がグンと上がったことがわかる。
「鎖につかまらないでね~!」
というSさんの指示が伝言ゲームのように伝わってきた。
鎖につかまらないで、って どういうことかと思って登っていったら・・・
鎖とは・・・「倒木に付いている鎖」のことだった。
倒れてから どれくらいの年月が経っているのか、
すでにやわらかくなってきているものね。(;^ω^)
道をふさぐように倒れていて、歩く部分に切れ込み?を入れてあった。
登って・・・登って・・・
立ち止まって、
登って・・・登って・・・
立ち止まって、
全体の小休止。
あれは・・・カエデの仲間?
松ぼっくりの間に、小さな小さな芽。
少し離れたところにある松の木の方から、鳥の鳴き声が聞こえた。
残念ながら姿を撮ることはできなかったけど。
青空をバックに、黄葉し始めたブナの葉が キレイだ・・・。
小休止の後、少し登っていくと・・・
少し緩やかになった感じ?
この辺りは松の木がいっぱい。何の松?
足元は 松の落ち葉でやわらか。
木々の間から遠くの景色が見えるポイントで。
大朝日岳と、そこから伸びる中ツル尾根コースに日が当たっている。
こちらは小朝日岳。
昨年 紅葉が素晴らしい時に登って感激したことを思い出す。
来年行けるといいな。
黄色のトンネル!
「キレ~イ!」
という感嘆の声が次々に聞こえてきた。
!!!!!
「中に入れるかな~」
とONさんが覗いていたけれど、
「入れたとしても 出られなくなるだろうな~」
だって。(;^ω^)・・・確かに。
ちょっと下って、また登る。
迫力のブナに出会うたびに立ち止まり、
根元を眺めたり・・・
力強い幹を見上げたり。
2本並んだ老木?に まっかなツタウルシ。
景色の中に赤く色づいた葉が増えてきた道を登っていくと・・・
少し広い場所に出た。そこで小休止。
端の方には水場あり。(ちょっと飲む気持ちにはなれなかったけれど・・・。(;^ω^)
「あ、カエル!」
という声が聞こえたので行ってみると、ブナの根元に・・・
いた。
シュッとした感じで、なかなかカッコいいカエル。( ´艸`)
登山道に、突然白い石。
朝日連峰は花崗岩からなる山・・・だったかな?
たまに こういう石が顔を出している。
だんだん青空が近くなってきた感じがするよ。
そろそろ上倉山山頂に到着するころかな?
・・・➃へ続く・・・