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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/10/23 六十里越街道③…カラ沢~雨池~二ノ峠~大岫峠~大越沢の源頭付近


カラ沢を過ぎて、道はまた少し登りになる。

 

いろんな色の木々の葉を眺めながら歩いたり・・・

 


雪の重みで根元が大きく曲がった木々を眺めたりしながら登っていくと・・・

 

すうっと伸びたブナの林あり。




ちょっと立ち止まって見上げたりして。

 

そして緩やかな下りに。

 

 

 

 

黄色の中を進んでいくと・・・

 

 

 

『雨池』。なかなかいい感じですなぁ。
ちゃんと こういう所を見つけて産卵場所にしている生き物ってスゴイ。


この雨池のそばの倒木にはキノコがいっぱいあって・・・

Sさんによる『美味しいキノコの見分け方説明会』開催。

 

 

 

今までより少し急な登りがあった後に振り返って見ると、向こうに尾根が見えた。
どこだろう? 品倉尾根?

 

道がなだらかになると・・・

 

また湿地があり、
来年の春に咲くミズバショウが準備していた。

 

そこを過ぎると

 

緩やかな登りに。

 

 

 

この白いのは、ギンリョウソウだろうか?




なだらかになって 掘られたような道を進んでいくと・・・

 

道の両側に ミツバオウレンやイワウチワ、ショウジョウバカマなどの葉がいっぱいのところに。

 

ここは『二ノ峠』だそうだ。

『休み石』というのは・・・


下に入る手前の左側にある石かな?
せっかくだから、この『休み石』に腰かけてみればよかったなぁ・・・。

 

『二ノ峠』を過ぎると なだらかな下りになり・・・

 

木々をくぐっていったあとは、あの尾根に登るようだ。

 

 

 

苔生した石や倒木の多い道を登っていくと・・・

 

「ヤシャビシャクの実だ~」
という声が後ろから聞こえた。

思わず反応し、戻る私。

ホントだ~。
ガイドのIさんに続き、一粒採って食べてみると、
上倉山で食べてみた時のように ほんのり甘くキウイみたいな味がした。

 


コケやシダの多い道を登っていくと・・・

 

左上の方からSさんの声が。見上げると・・・
「きゃ~っ こわいよ~」と言いたくなるような構え?のSさんの姿が。
そしてその足元には・・・

 

きらら~ん!


SさんからIさんに、
「一時 ガイドの仕事を離れての もう一つの任務」が言い渡された。

「私も手伝うよ~」
というベテランTさんと一緒に。

 

いつの間にか 辺りがガスに包まれて白くなっていた。

 

少し雨が強くなってきた中を登っていく。

 

 

 

道がなだらかになって さらに進んでいくと・・・




『二九六』」と書かれた石柱あり。

 

真っ赤な実を付けたナナカマドの木の中を歩いて間もなく、

 

『大岫峠』に到着。
庄内藩と最上藩の境を示す境石があったといわれている」かぁ。
そして、今は 鶴岡市と西川町の境になっている・・・。

 

この大岫峠に設置されている石には、
真壁仁の『峠』という詩が刻まれていた。


2つに分けて運び上げられたという石は、片側が倒れてしまっていた・・・。



予定では この大岫峠で昼食休憩となっていたけれど、
結構な雨が降っていたのと、
もう30分くらいすると雨が弱まりそうな予報だったのとで、
少し下ったところで昼食休憩にしようとのこと。

 

ひゅう~んと曲がったブナの木々をまたいだり・・・

 

よけたりし・・・

 

樹幹流を眺めたり・・・

 

クマの糞に立ち止まったり・・・




白く霞んで幻想的な風景に感激したり・・・

 

雨の中を歩いていくと、

 

チョロチョロと水音が聞こえてきた。

 

小さな小さな沢を、いくつ越えただろうか。

 

本当に水が豊富なんだなぁと思う。

 

先頭のSさんが止まるのは、こんな時。( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

 

うわ・・・向こうが真っ白だぁ。




霞む山、すてきだなぁ・・・。

 

 

 

イイ感じだぁ・・・。( ´艸`)

 

ちょっとした下りがあった その先に・・・

 

沢があった。

2つの方向からの沢が・・・


合わさって流れていく・・・。

 

沢の周辺が少し広くなっていて、
この辺りで昼食休憩をとることになった。

 

予報通り、雨は小降りに。

木々の枝があって、それほど雨が気にならない。
沢の水音をBGMに昼食。

 

                     ・・・➃へ続く・・・