THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/11/30 オボコンべ山③…山頂から急斜面を下る


オボコンべ山の山頂からは、登ってきたのとは反対側の道へ下っていく。
登ってきた道も急だったけれど、下る道も急。

ここで、
ロープワークの復習をしてから 一人ずつ下っていくことになっていた。
私は まだテープスリングとカラビナを購入していなかったので、
ガイドのIさんから予備装備をお借りして使わせていただいた。

まずは 120cmのスリングで簡易チェストハーネスをつくり・・・
その後、60cmのスリングで ロープに巻く方法を教えていただいた。
( 皆さん、安全講習会に参加して すでに結び方を経験済みだったけれど、
  私は 講習会に参加していないので、初めて。)

 

ロープの手前側に、スリングの上の方を数cm出す感じでこんなふうに置いて・・・(言葉が出てこない)

下の方を グルン・グルン・・・と4・5回巻き付けてから・・・


端を 最初にロープに置いた部分の輪の中に通して 引っ張る。
テンションをかけるとロープに引っかかって止まって動かないのに、
テンションをかけていない状態だと すうっと動くのだった。

 

初めにつくったハーネスとカラビナで繋ぐと・・・こうなった。

 

ガイドのIさんが、
先に一人で ガイドロープを設置しに下って行った。
その様子を UさんとSTさんが見下ろしに。

 

戻ってきたIさんが、
「30mあるロープを全部垂らしたくらいありましたよ~」
と戻ってきた。



 

12:10 山頂から数m下のところから、一人ずつロープを使っての下降開始。

まずは 60cmのスリングを巻いて、
それから カラビナでハーネスと繋いでから下っていく。


「スリングをずっと持ちながらでなく、
 ・・・スリングを腰の位置まで下げてから 自分の手足で下り、
    少し下ったら またスリングを腰の位置まで下げて・・・
 というふうに下るようにして下さいね~」
とのガイドIさんから指示あり。

一人ずつ、ゆっくり後ろ向きに 手足を置く場所を探しながら下っていく。


こんなふうに下るのが初めての私は、
前の方々のやり方を見てイメージを覚えておこうと 見ていたのだけれど・・・

冷たい風が当たって寒くなったので、一度山頂へ戻ることにした。

山頂から少し下ったところは 冷たい風が吹き上げてきて寒かったのに、
山頂は その冷たい風をほとんど感じなかった。

余裕な様子で山頂で順番待ちをしていたОさん・STさんとともに、
しばらく景色を眺めて過ごした。

ずっと雲に覆われていた空に、少しずつ青空が。
このまま どんどん広がってくれたらいいなぁ・・・。

 

そろそろ私の前のUさんが下り始めるところだったので、
私も下降を開始するところまで行くことにした。

Uさんが下り始めてから Iさんに質問。
「後ろ向きでなく、斜めとか横向きに下ってもいいですか?」

後ろ向きに下ると、
平衡感覚が無くなり、車酔いした時みたいに気持ち悪くなってしまうのだ。


ダメとは言われなかったのでホッとし、
さっき教えていただいた通りに スリングを結んで カラビナでハーネスと繋ぎ、
「腰の位置まで下げてから 自分で下る・・・」
と 心の中で自分に声をかけながら 一歩一歩 体を斜めや横向きになりながら下った。


私の次のОさんが下り始めるところ。

 

 

 

ロープを使った下降を終えた後も、けっこう急じゃないですか~。
Uさんが、あんなに下に見えるよ。(;^ω^)

 

山頂直下より、この辺の下りの方が大変だったかも。

 

ほんとにスゴイ登り下りだなぁ・・・。

 

でも、
こんなふうに ドキドキしながら登ったり下ったりするのが、
またオモシロいんだよなぁ~。

 

振り返ると、オボコンべ山が あっという間に小さく?なっていた。
こんなところを下ってきたんだね~。(;^ω^)

 

ここからは、道は なだらかに。
でも、落ち葉がいっぱいで 木の根や石が隠れているので、気を付けて歩く。

 

 

 

                     ・・・④へ続く・・・