南谷に着いた時、すでに13時近くになっていた。
さすがに お腹が空いてきたぞ。
山頂の店で ちょっと何か食べようということにしていたので、
南谷では おやつ程度にして 先へ進むことにする。
静かな南谷。
木々が生い茂っている時期には、独りだと心細い感じがするけれど、
この時期は逆に大丈夫な気がする。
おや? キツネの足跡がズボッとなってるよ?
「踏み抜いたんでしょうか?」
「餌をつかまえようとダイブしたんだろう」
・・・なるほど。踏み抜きじゃないよね。
つかまえたものは何だろう?・・・ネズミとか?
南谷を出てすぐのところ、小沢があってボコボコなんだよね~。
でも、どこまでも埋まるわけじゃないから、大丈夫。
もうすぐ石段に合流する辺りで ままふぃ~さんが見上げている斜面には、
イノシシ・トレース。
キツネのトレースも。
「・・・・・。
ここ、行ってみたくなった~!」
「う~ん・・・
石段に出るけど、石段までは けっこう急になってるみたいだよ」
「ダメだったら 戻ります~」
と ままふぃ~さんに言い、登り始めた。
ままふぃ~さん、GPSで地形を確認して下さっていた。
ホントだ、確かに急だ~。(;^ω^)
でも、登れるところを探して行ってみよう。
ままふぃ~さんの姿が 小さくなっていく。
お、三ノ坂の上の神社が見えてきた!
気温が高めだったので、スノーシューが雪に引っかかって登ることができた感じ。
サラサラ雪だったら この斜面を登るのはキツイ。
石段のそばの、あのナスカの地上絵みたいな虫食い跡がある木のところを目指して上がった。
間もなく 参道を登っていらした ままふぃ~さんと合流。
三ノ坂、
ままふぃ~さんは 石段に雪が積もってスロープ状になったところを、
私は わきの斜面を。
ここを登りきると 急坂は終わるぞ~。
右に曲がって 鳥居の方へ。
「ここに クリンソウが咲くんだよね」
・・・そうなのか~。
私、クリンソウが咲くころには来たことがないんだな。
13:40 山頂に到着。
スノーシューをはいたまま、階段の下で拝礼。
参拝客とすれ違いながら 歩いていく。
お店で おしるこを注文。
なんと、団子を網にのせて焼いてから入れて下さった。
辺りには 団子を焼いた香ばしい香りが。
温かいお汁粉で身も心も温まったところで、
14:20頃 下山開始。
有料道路の方へ ちょっと入ったところで スノーシューを履き、
荒澤寺の方へと続く参道へと入っていく。
急斜面を力強く登って行ったウサギの足跡を 関心して眺める ままふぃ~さん。
南谷へ下る道との分岐で、その反対側の車道の方へ。
車道の端を歩いて羽黒山スキー場へ。
自分独りだったら こんなふうには歩けないので、
とにかく ままふぃ~さんに付いていく。
ほお~、ここに来たのは何年振りだろうか。
ままふぃ~さんは、いつも 駐車場の正面のゲレンデの端を下るそうだけど、
この日は、小心者の私に合わせていただいて 右側の初心者コースの方を。
親子連れが 次々に滑り下りていった。
駐車場まで来た~。
ここから車道に出て
15:00 月山ビジターセンターに戻った。
ままふぃ~さん、
私の キョロキョロ・のろのろ歩きに合わせていただきまして ありがとうございました。<(_ _)>
おかげさまで、充実した山歩きができました。