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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/01/22 鳥海山山麓・開拓登山口より①…まずは南高ヒュッテをめざして

 

週の半ばに大寒波による大雪や暴風雪の予報。
その前に どこかの山をちょっとでも歩きたいと思っていたのだけれど・・・
家の窓から見えたのは、モサモサ降る綿雪。
辺りは真っ白。

う~ん・・・どうしようかと思いながら天気予報を見ていると、
鳥海山麓の湯ノ台の方は 雪ではなく「曇り」になっているではないか!

行くだけ行ってみよう!


・・・ということで自宅を出発したのは9時過ぎ。

家を出てすぐの信号待ち、
車の窓越しに月山方面を眺めるも、まったく見えず。

 

自宅近くは こんな状況だけど・・・どうなんだろう?
でも、以前「土砂降りの中を出発したら 遊佐の方は曇り」ってことがあったから、
向こうは予報通り曇りなのかもしれないな~。(この時点では半信半疑)

 

庄内町に入っってすぐのところでの信号待ち。
晴れていれば奥に見えるはずの鳥海山は、やはり全く見えず。

しかし・・・

北に進むにつれて少しずつ降っている雪も道路の雪が少なくなっていき・・・
八幡地区に入ると道路はあちらこちら乾燥状態になって・・・

鳥海山の裾野が 少し見えてきた!

 

草津地区辺りから再び道路に雪が現れた。

 

湯ノ台地区の方へ行くと、さすがに景色が白くなったけれど・・・
雪は この時期にしては少ないんじゃないだろうか。
ずっと気温が高めで、予報には雪じゃなく雨のマークが出てることもあったもんね。



開拓登山口の駐車スペースには車が数台。
残念ながら私は停められず、少し先の鳥海山荘の駐車場の端に停めさせていただいて、
開拓登山口まで歩いて戻ってきた。

開拓登山口の雪の壁は、思っていたより低い。

 

車道から上がってすぐのところで スノーシューを履いて・・・

 

10:35 スタート。

スタートが この時間だし、
雪の状況が  わからないので、
とりあえず 南高ヒュッテまでは行ってみようと思いながら歩き始めた。

 

丸太の橋は渡れないので、左へ回り込んでいく。

 

 

 

右側をワシャワシャ登ると・・・

 

久しぶりの景色が広がっていた。

 

今シーズンは、湯ノ台方面の気温が高めの予報が続いていたので、志津へ行っていて・・・
鳥海山山麓に来るのは 久しぶり。


鳥海山山麓が気になっていたからか、
2日に1回は『2236』という数が目に入るのだった。(;^ω^)
( スーパーの駐車場に停まっている車のナンバーとか、
  すれ違う車のナンバーとか、
  ふと見た時計が示していた時刻とか・・・。)

 

お、雲の切れ間から青空が見えたよ。
この後 青空がもう少し広がるといいなぁ・・・。

 

トトト・・・と続いているのは、キツネの足跡だろうか。

 

ここから少し登りになる。

 

先行者のトレースを使わせていただけば楽なのに、
動物たちの足跡を追っていったりして。




久しぶりに 鳥海山山麓を歩いていることが嬉しくて、
何度も振り返って 景色を眺めたり・・・

 

木々の間から 鳥海高原ラインの方を眺めたり・・・。

 

自分のトレースを振り返って見たり・・・。

 

 

 

 

 

沈み込みはあまりなく、ちょっと重めの雪。
トレースの上は脚に響くので、あえてトレースのない踏んでいないところを歩く。

 

風雪が尾根を越えて吹き降ろした辺りの木々が 白くなっていた。

 

斜面をトラバースしたテンの足跡。

 

 

 

なだらかなところまで来ると、

 

木々の間から 南高ヒュッテが チラチラ見えてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ空が明るくなってきている気が・・・。

 

南高ヒュッテが横に見えるところを少し過ぎた辺りで、

 

奥に続くブナ林を眺めてから・・・

 

水場のある辺りを向こう側斜面に渡る。
( この時は水場は雪に埋まっていた。)

 

夏道より手前から斜面に上がっていく。

 

11:07 南高ヒュッテに到着。

 


入り口は除雪され、中に入れるようになってた。
外にはスノーシューとストック。
辺りには ストーブを点けている匂い。
登山口に車があったから、中にいるのは・・・Hさんじゃないかな?


スノーシューを外してドアを開けた。
「こんにちは~。Hさんですか? BLUEです。」

ドアを開けると・・・やっぱりHさん!
「お久しぶりです~!」


時々 南高ヒュッテに来られては小屋の中のあちらこちらを修繕されているHさん。
この日も 煙突を直したり いろいろ作業されていたところだった。

作業のお邪魔をしながら、しばらくお話。

 

                         ・・・②へ続く・・・