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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/01/22 鳥海山山麓・開拓登山口より④…急坂を登って

 


鳳来山山頂から横堂の方を見下ろしてみたら、
やっぱり行かなくちゃ!という気持ちに。

 

13:15 鳳来山山頂から横堂の方へ。

あの若者たちも横堂の方までは行ったようで、
そのトレースが続いていた。

 

波打つ雪庇の上を歩いて行く。

 

鳳来山山頂からの波打つ斜面がオモシロいので、
毎度 何度も何度も 振り返って眺める。

 

時折  風が強く吹くたびに、急いでカメラを出す。
吹雪いてる景色に惹かれて。
( 自分が美しいと感じた様子を写真に写せないのが残念。)

 

どど~ん!
横堂付近の雪庇と その先の月光坂。
その奥に大黒台。外輪を覆い隠している雲。

むむ・・・ どんな状況なんだろう?
もう少し行ってみよう。

 

 

振り返って見る。

 

木々についた霧氷に陽があたってキラキラしているのがキレイで、
しばらく立ち止まって眺めたりして。

 

彼らも、月光坂を登ってみたんだね。
私も少し登ってみよう。

 

ここにもあった、西側が赤茶色になっている木。



ここを少し登ってみることにする。
あちらこちら木につかまりながら、
緊張しながら 登れるところを探して 少しずつ登っていった。

 

この辺りまで登って来るとスノーシューでは厳しくなり、
・・・何とか もっと上へと登るか、
・・・ここまでにして戻るか、
・・・もう少し登るならどうするか、
しばし止まって考える。


いつのものか、ツボ足で下った跡があった。

 

雪の状況を確認すると、
ガリガリ固いわけではないし、
サラサラして崩れて踏み込めないわけでもない。

何とか登れるかもしれない。

・・・ということで、


昨年登った時のように、
途中で スノーシューを外し、そこからツボ足で登った。
スノーシューを両手にもって雪に差しこみ、
足を蹴りこんで体重を乗せても崩れないことを確かめつつ 慎重に体重を乗せ、
緊張しながら一歩一歩。

 

あと もう少し!
( この辺りには、ツボ足のトレースあり。)

 

もう少しで登り切るぞ、という辺りで振り返ると、
鳳来山が 下に見えた。

 

よっしゃ~! 登り切ったぞ~!

一番大変な月光坂を登り切ることができると、

もう少し行ってみたくなる。

 

夏道は、この向こう側、雪庇の下部にある。
この辺りのブナの高木も なかなか迫力があるんだよな・・・。

・・・と思いながら眺め、進行方向に目を移すと、

目の前にはモコモコした雪庇が続き、
その向こうに大黒台、
右奥には外輪を覆う雲が見えた。

時計を見ると13:40。
ここからはトレースが強風で消えている。
どうする?

・・・・・

ここまで来たら、もう少しだけ行ってみたいなぁ・・・。

・・・・・

14時になったらところで折り返すことにして、
もう少し行ってみよう!

 

雪庇の向こうのブナを眺めながら もう一度スノーシューを履き、

 

歩き出した。

 

ちょうど風がぶつかる辺りは白くなっているブナの木々。

 

 

 

 

 

たぶん、夏道を来ると ここから上がるんじゃないかな。




モコモコした雪庇を振り返って眺める。

 

ここまで登って来るとは思わなかったな・・・と思いながら
振り返って自分のトレースを眺める。

 

写真ではわかりづらいけど、じわじわと登りになっている。
波打っているところでは、ちょっとした段差があって よっこらしょ!と登ったりして。

 

時々 霧氷に陽があたってキラキラしている木々の枝を眺めて。

 

この先、また急になる。

 

昨年の1月10日に来た時には、
この先を登れずに、折り返した。

 

さて、どうだろうか?

 


!!!!!

あの雪庇の切れてるところから登れそうじゃん!
ラッキー!

 

                            ・・・⑤へ続く・・・