13:48 鳳来山山頂からの下山開始。
下りはサクサクいくよ~。
霧氷の木々をゆっくり眺めたい気持ちもあるけれど、
また次の機会に。
のんびりではなく、
サッ・サッと見て。
これから下っていく方に陽が差していると、
何だかうれしい。
びゅう~っ・・・
木の間からふと見えた西側の景色に 思わず立ち止まる。
向こうの林の霧氷もキレイなんだろうな・・・。
ここから急斜面を下る前に、
振り返って見る。
登りは夏道の方を通ったけれど、
下りは ここを歩いてみた。
その先の急斜面は 夏道を下り・・・
冷たい西風に吹かれながら歩く。
何だか目にとまって撮った木。
その根元にコケ。
振り返って見る鳳来山山頂の方は、どんどん遠くなっていく。
ブナの木の凹みにたまった水が凍っていた。
中に見える茶色のものはブナの実だろうか。
登りの途中にも立ち止まって眺めた模様、
下りでもやっぱり立ち止まって眺めた。
その模様をそっと踏みながら小さなピークに上がって振り返ると、
右奥に鳳来山、左奥に大黒台が見えた。
この先、尾根を離れ・・・
少し下っていくと・・・
マツの木が見え、その少し奥に雪をかぶった南高ヒュッテが見えてくる。
南高ヒュッテの後ろ姿。
西側から回り込んでいく。
14:25 南高ヒュッテまで来た。
南高ヒュッテ前のサクラの木。
この木にサクラの花が咲く頃、また来ることができるだろうか。
屋根から下がった雪が何だかカワイイ。( こういう耳の犬がいそう。)
南高ヒュッテで 休んで行こうかとも思ったけれど、
空を見上げると 西の空が濃い灰色になっていたので、
下ることにする。
自分の登りのトレースをチラチラ見つつも、
下りは下りで 好きなところを下っていく。
さっきまで ちょこちょこ青空が見えていたけれど、
すっかり灰色に。
振り返った空も すっかり灰色になっていた。
14:47 開拓登山口に戻ってきた。
車に乗って走り出して間もなく、辺りは吹雪に。
牧場の方の様子を見に行く気は無くなり、このまま帰ることにした。
庄内町まで来た時には、ちょうど頭上に青空が広がっていた。
向こうの自宅付近は灰色の空の下。
ふと田んぼを見ると、ハクチョウたちが。
鳥海山は・・・
すっかり雲の中。
今頃 吹雪いているんだろうな・・・。
ちょうどよい時間帯に行ってくることができた。
・・・⑥へ続く・・・