南高ヒュッテには下ってきてから寄ることにして・・・
8:20 鳳来山の方へと向かうことにする。
し~んと静かな林。
木々の細い枝一本一本に雪がついていて
辺りが銀色の世界に感じられた。
見上げると 青空。
尾根に出てからも、木々の枝に雪が着いていて 銀色の世界。
そこに薄っすらガスが流れていた。
こんな中を独り歩いていると、ちょっと不安な気持ちになるけれど、
木々の奥に動物の足跡が見えると、元気をもらえたりして。
登っていくにつれて、前方が少しずつ明るくなってきた。
うわ~きれいだなぁ・・・。
少し東側を歩いて行ってみよう。
!!!!!
キレイだぁ~~!!
振り返った景色も・・・キレイだぁ・・・。
西寄りに戻ると、
やわらかな光が辺りを照らして ほんわりした雰囲気になった。
銀色の林が続いている。
右奥に鳳来山、左奥には真っ白な外輪が見えている。
どこまで行けるだろう・・・。
どこまで行けるかは、この先の雪の状況と 自分の心・体の調子次第だなぁ・・・
と、前回より増えて大きく波打っている雪の上を歩きながら思った。
不安な気持ちはあっても、
こんな景色を見ると、ワクワクな気持ちの方が大きくなる。
見上げた様子も
振り返った景色も 美しくて・・・
何度も何度も立ち止まっては 辺りを眺め、
いつも以上に なかなか進まない。
真っ青な空をバックにした霧氷の木々もキレイだけれど・・・
薄っすらガスが流れる中に光が差した景色もキレイだった。
いつも雪庇ができているところ。
反対方向の風が吹いたからか、雪庇の出っ張りが無くなっていた。
振り返ると、
私とテンが並んで歩いたようなトレースが。
一つ目の急斜面。
斜面がけっこう波打っていたので、
少しでも歩きやすそうな夏道寄りのところを登っていく。
急なところを登り切って、雪庇を見上げる。
ここをバフバフ歩くのは下りの時のお楽しみとして・・・
登りは、歩きやすそうなところを。
ここの雪庇も大きくなってる~。
雪庇の端の方を歩けるテンを羨ましく?思いつつ・・・
崩れ無さそうな辺りを登っていく。
ガスが目の前を流れている景色も素敵だ・・・。
ガスがスッキリ晴れたところも。
この辺りは、前回あった大きな波が均されて なだらかになっていた。
尾根の西側の木々にも 朝の光が当たり始めた。
このテンは、ここで何をしたのかな?
鳳来山と横堂への分岐まで来た。
ここを登り切ると、どんな景色が見えるかなぁ・・・。
・・・③へ続く・・・