鶴巻池を過ぎ、
これから 昨年自分が歩いた時とは違うルートで登っていく。
どんなところを登っていくのか・・・
そんな景色・ものが目に入るのか・・・
ワクワク!
ん?
蹄があるということは・・・カモシカ?
ガイドのNさんにたずねると、
カモシカかイノシシか、後蹄に違いがあるそうだけど ハッキリわからないという。
1月上旬に羽黒山で目にした イノシシのラッセル跡を思い出した。
う~ん・・・カモシカということにしておきたい?なぁ・・・。
この辺りには カラマツの木々。
斜面に陽があたり、小さなコロコロがいっぱい。
少しずつ斜面を登っていく。
真っ青な空の下、雪に映る影も空色。
列の後ろの方の担当?のガイドNさん。
下池周辺でお会いした時に言葉を交わしたり 写真を送っていただいたりしたことはあるけど、
山歩きは、おこじょ楽山会の山行に参加させていただいて志津~丸森山に行った時以来2度目だな。
よろしくお願いします!
斜面を見上げても、地図で見ても、けっこう急。
どの辺りから どんなルートで登っていくのだろう。
急な斜面を登っていくということは・・・
どんどん標高が上がって・・・どんどん景色が変わっていくということ。
楽しみだぁ・・・。
おっと、皆さんの姿が見えなくなってしまった。
追いつかなくては。
少し登ったところで振り返ると・・・多くに鳥海山。
昨年は曇り空で見えなかっただけに、
この日は青空に白く鳥海山が見えるのが嬉しく・・・
何度も何度も鳥海山を眺めながら歩くことになった。
ここからまた急斜面。
現在地を確認するNさん。
私は・・・
歩くことそのものや 眺めること、撮ることなどに意識が行ってしまっていたなぁ。
うわ・・
木々に覆いかぶさるような雪がスゴイ。
その雪に倒れずに立っている木もスゴイ。
斜面にのびる木々の影を眺めながら登っていく。
あ、奥に皆さんの姿が見えた。
さぁ、追いつけ~。
ふと覗き込んだブナの根元。
まだまだ雪は深い。
見上げたところにヤドリギ。実は・・・無し。
鳥が食べたのかな。
ちょっとトレースを外れて 皆さんが登る様子を撮ろうとしたら・・・
「危ないよ~! 下に穴があるからね~」
とIさんの声。
はい、心配して下さってありがとうございます。
深い穴があること、ちゃんと確認してましたよ~。
シマシマ模様の斜面を登っていく。
うわ~い、楽しい~。
この辺りで あの列までショートカット。
ショートカットしながら登る途中、
クマ棚が目に入った。
皆さんが景色を眺めているところまで登っていくと・・・
ひゃっほ~!
しばし景色を眺め、さらに斜面を登っていく。
何度も振り返り、何度も奥の鳥海山を眺める。
遠くに鳥海山・庄内平野・日本海・・・。
目の前の斜面には木々の影・・・。
うれしい~。
・・・③へ続く・・・