13:15 下山開始。
まずは、少し北側(私が昼食休憩したところ)へ登り返す。
「気を付けて下るよ~。
怪我したり、いろいろあるのは ほとんどが下りだからね~。」
と Hさんの声。
ここからすぐに、急斜面の下りが待っている~。
雪は固くない。
皆さん それぞれ バフバフ下っていく。
私も 時々立ち止まりながら下っていく。
下っていると、突然
「ネズミだ~!」
という声が。
その声に、立ち止まって その姿を探すと・・・
いた~!
長いしっぽ、アカネズミだろうか?
足跡の窪みに隠れた~。( ´艸`)
素手を出した方、なんとかじられてしまった。
今度は、Nさんの手袋をガジガジ。
「ズボンは 登っったとしても かじらないけど、
手袋はかじるんだなぁ~」
ネズミをすくい上げたNさん。
「かじらなかったら連れていってやってもいいけど、
かじるからダメ~」
と言うNさんの手袋にすがりつく?ネズミ。
今までは チラッとしか見たことがなかったアカネズミ。
会えてうれしいよ。
ダダダ・・・と下って・・・
振り返った斜面。( ´艸`)
下にポコンと見えているのが三角峰かな?
あの辺りも通っていくだろうな。
スノーシューで、時々スキーのように滑りながら下っていた方。
楽しそうに どんどん下っていく~。
皆さんも楽しそう~。
クマ棚が あっちにも そっちにも。
この辺りのどこかの雪の下に、クマが眠っているんだろうか。
どんどん下っていく皆さんと、写真を撮っているHさん。
登りとは違う雰囲気。
遠くに鳥海山が見えるのが嬉しくて、
何枚も同じような写真を撮ってしまう。
いったい 何人が下ったのでしょう?
・・・って感じの斜面。
「『幸せのアーチ』だよ~」
とポーズをとってくださったIさん。
この辺りから、雪庇が現れる。
Hさんを中心に、皆さん下を見ているけれど、何を見ているのかな?
と思ったら、
この辺りに三角点があるのだそうだ。
なるほど、
三角峰の689.5mの三角点が この辺にあるのかぁ。
昨年は、この辺で 上がガス&強風で霞んでしまったので、
折り返したのだった・・・。
この辺りの雪庇を眺めながら下った記憶があるぞ。
西側からの風雪の跡を眺め・・・
雪庇を眺めながら・・・下っていく。
もちろん、遠くの鳥海山も眺めながら。
・・・⑥へ続く・・・