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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/04/15 志津~月山第一TN(鶴岡側)①

 

エコプロの今季最後のスノーシュー・ツアーのプログラムに参加。

志津野営場の駐車場~ネイチャーセンター~石跳川~下皮松谷地~焼山尾根~田代沢~西ノ平~仙人ヶ岳山麓~月山第一トンネル(鶴岡側)
・・・を歩いた。

朝、立ち寄った『道の駅 月山』のそばの斜面は、
ちょうどカタクリの花盛りだった。

 

集合場所は、下山する月山第一トンネル鶴岡側の駐車帯。
そこからエコプロ車とOさん車に乗って移動。
弓張平体育館に寄ってから スタート地点の志津野営場の駐車場へ。

姥沢線を渡った向こう側、まだ除雪されていない大きな駐車場の雪に上がり、
各自スノーシューやワカンを装着。(私はワカンにした。)

 


志津野営場の駐車場から まずはネイチャーセンターへ。

 

木々の根元の雪が だいぶ解けてきてるし・・・




石跳川も開いてきてるし・・・


山は どんどん冬から春になってきてるなぁ。


・・・と思いながら歩いていると、後ろにいたSさんが
「あ、リス、リス!」
と 言うので、Sさんの指さす方を見てみると・・・
ホンドリスが 雪の上を素早く走って 奥のカラマツの木に登っていったのが見えた。

写るかどうかわからなかったけど、とりあえずシャッターを押してみた。

写真を拡大して見てみたら・・・


いた~! 写ってた~!(え? どこに?)

そういえば、
1月中旬に来た時も、このカラマツ林でほんに会ったのだった。

 

 


ネイチャーセンターのすぐ手前で ちょっと一息。
水分補給をして・・・

建物の南側を回っていく。

 

ネイチャーセンターの前や駐車場、管理道路は すでに除雪が終わっていた。
5月1日のオープンを待っている方たちが たくさんいることだろう。

 

ネイチャーセンターのそ場を流れる石跳川。
ザーザー勢いよく水が流れる音が響いていた。

 

 

雪の状況によって 石跳川を渡れる場所は変わってくるけれど、
今回は あの辺りから渡れるようだ。




可愛い鳥たちの声が 聞こえ、
しばし立ち止まって その姿を探してみた。

 

石跳川を渡ると、
この日の残雪歩き本番?

 


日に日に雪が解け、歩けるところ・歩きやすいところが変わる残雪期の山。

 


雪の状況や地形を見ながら歩いて行けるって スゴイと思う。

 


この日の予報は 曇りのち雨。

もっとどんよりした曇り空かと思っていたけれど、
少し青空が見えたりも。

 

 

この辺に、ブナの殻斗がたくさん落ちていた。

 


一段高いところ?に上がった。

 

東側の奥の斜面には、
姥沢まで除雪された車道が見えた。

 

今年も 4月の月山に登りたいと思うけれど、
そのタイミングは あるかなぁ・・・。



ふと見回すと、
そこは 12月のツアーの時に昼食休憩した場所だった。


ということは・・・

 

あった、下皮松谷地。
冬でも雪に埋もれない湧水の流れがあるのだった。




その端の方には、
すでに 小さなミズバショウが咲いていた。

 

水面に ほんの少し、白い湯殿山が映っていた。
逆さ湯殿山




下皮松谷地から望む 湯殿山・姥ヶ岳。
その右奥に見えるはずの月山は・・・上の方がガスで見えなかった。

 


青空が映っているのも、いいなぁ・・・。

 

下皮松谷地から 今度は焼山尾根の方へ。




ブナの根元の雪が解けたところを覗き込んでみると、
けっこうな深さがあった。

最高積雪の時から どのくらい解けたのだろうか。

 

 

ヤドリギがついているブナが あちらこちらに。
ヤドリギだらけの木もあれば、1つも無いブナも。

 

何年か前のクマの爪痕。

 

 

 

雪面が解けた水が流れてできる模様だろうか。

 

低い方へ低い方へと流れてるのがわかる。

 

ウサフン。

 

この辺りのブナ、二次林らしく 幹が細い。

細いだけでなく、

クネクネ曲がったブナも目に付く。

 

座れそうなブナも。

 

 

 

 

 

振り返ると、リフトが。

 

 

 

 

 

焼山尾根まで もう少し。

 

ヤドリギの実は すでに無くなっているはずだけど、黄色いものが付いているぞ?
と思って よく見たら・・・
ヤドリギの花が咲いているのだった。

 

 

さぁ、ここを登ったところからの景色は?

 

 

 

 

湯殿山の南東尾根、姥ヶ岳、そしてガスで山頂が隠れている月山。

 


手前の芽吹き間近のブナの赤茶色から 奥の方へ青みを加えていたような色へ。
彩度が抑えられたビミョーなグラデーションがすてき。

 

 

さぁ、もう一段 高くなっているところへ登って・・・

 


10:30 焼山尾根に上がった。

焼山尾根の雪庇も、ずいぶん崩れてきていた。

                        ・・・②へ続く・・・