この日 鳥海ブルーライン開通。
10時から開通式が行われ、しばらくの間は 17:00~8:00夜間通行止めで
歩ける時間が短いことはわかってるけれど・・・
この日 少しでも鉾立から歩きたくて行くことにした。
9時過ぎに自宅を出発。
黄砂が大量に飛散する予報通り、景色は霞んでいた。
駒止を通過。
帰りは 17:00にここのゲートが閉まる前に通過する。
木々の葉が開いてきて、いろんない色がある。
黄砂で数んでいるのが残念。
上るにつれ、ようやく斜面に残雪が出てきた。
大平駐車場にて。
雪が少な~い。
大平から鉾立まで、車道わきにあるはずの雪壁は、
今年は すでに無かった・・・。
大平から鉾立までの何か所かの駐車スペースには、
スキーヤーやボーダーの方々の車あり。
鉾立に着くと、駐車場が埋まるほどではなかったけれど、
たくさんの車やバイクがあった。
そして・・・
鉾立登山口辺りの雪山は・・・ナシ!(除雪した雪の山のみ)
準備をして登山口の方へ行くと、
スコップで 登り口の斜面に階段を作って下さっている方が。
今年は、賽の河原付近の雪壁が例年より狭く急なため、
下の方を歩くように案内しているとのこと。
情報ありがとうございます、とお礼を言い・・・
11:07 スタート。
雪がやわらかいので そのままツボ足で登って行く。
山頂が黄砂で霞んでる・・・。(;^ω^)
ここから夏道に入ることもできるけれど・・・
そのまま雪の上を歩いて展望台へ。
毎度のように 東雲荘を見下ろす位置でパチリ。
霞んでいて男鹿半島は見えず。
さっき追い越して行った若者たちが 展望台で景色を眺めている。
私も 登って行き、雪面から展望台への1mほどの段差を上がって眺めると・・・
どよよ~ん・・・。(;^ω^)
山頂の方だけでなく、目の前すべてが 霞んでいる感じ。
それでも、久しぶりに眺める景色が嬉しかった。
奈曽渓谷の底からも・・・
賽の河原の方から流れてきて落ちる滝の方からも・・・
ザーザーと勢いよく流れる水の音が響いていた。
ずううっと眺めていても飽きないけれど・・・
先へ行こう。
斜面の木々が もう こんなに出てた。
木々の間から ブルーライン。
雪の上を歩いたり・・・
夏道を歩いたり・・・を繰り返しながら登って行く。
最初の急な石の階段、雪は無く・・・
ショウジョウバカマのツボミや・・・
花が あちらこちらに。
ここからの眺めもいいんだよね・・・。
う~ん・・・霞んでて残念だな・・・。
岩・雪・岩・雪・・・の壁から 木々が生えてる様子がオモシロくて、
しばし眺める。
そこから少し登っていくと、
ここも、奈曽渓谷を覗き込める所。
毎度 渓谷を覗き込んで眺めてしまう。
久しぶりの鳥海山に身体をなじませていくように、
ゆっくり登って行く。
大平~鉾立間から雪に上がったスキーヤーやボーダーの姿が 小さく見える。
この先で・・・
雪がつながるんだよね。
笙ヶ岳に行って、三峰の方から スキーヤーやボーダーが滑り下りていくのを眺めながら・・・
ここまで 下ってきたこともあったなぁ・・・。
雪で横になった枝。
これから起き上がって来るのかな。
根開きじゃなく岩開き?
数十cmの深さがあった。
岩がゴロゴロしたところも、ほとんど雪が解けてるね。
赤っぽい岩があるところ。
たまに上がって 景色を眺めたり休憩したり・・・。
この小さな石たちも、雪の中で冬を越したんだね。
のんびり登ってきて、スタートから県境まで40分もかかったよ。
な~んて思いながら歩いていると・・・
イワナシのツボミがあった。
1週間も経てば 花が咲きそうじゃないか。
ここにイワナシの花が咲く時期に登ってきたことがないので、
花を見てみたいなぁ・・・。
さぁ、あそこからは ずっと雪の斜面を歩っていくぞ~。
・・・②へ続く・・・