THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/05/02 笙ヶ岳④

 

御浜で一休みしながら、モヤモヤ。
・・・これから扇子森の方へ行くのは時間的にキビシイそうだから、もう下山かな。
・・・ゲートが閉まる時間から逆算すると、もう少しなら時間があるんだよな・・・。などなど、頭の中がグルグル。

でも、迷っている時点で、
心の中では「少しでも歩いて行ってみたい」という方へ決まってるんだよね。(;^ω^)

kaeruさんも一緒に行って下さるとのことで、
「14時半までに御浜に戻ってくるようにして、
 行けるところまで行って14:10になったら折り返してくる」
ということにし・・・

13:50 御浜から 扇子森の方へと歩き出した。

岩のそばを歩いていって・・・

稲倉岳とその背後に広がる北側の景色が見えたとき、
やっぱり 御浜からそのまま下山しなくて良かった、と思った。

そして・・・


この景色。
何てことは無い景色なのかもしれないけれど、
この時期に初めてここに来た私にとっては新鮮な景色だった。

おお~・・・
この時期は ゴロゴロの石の上を歩かなくても、
北側の雪の上を歩いて行けるんだ~
・・・と。

迫力の稲倉岳東斜面を何度も眺めつつ・・・




石ゴロゴロ地帯の北側を登って行く。

 

こんなふうに稲倉岳を眺めるのも 新鮮。
そして・・・




なるほど、山頂の方がこういうふうに見えてくるのかぁ・・・。

 

康新道の方が見える。


わぁ・・・いいなぁ・・・。

「この辺が扇子森ですね」
と GPS地図を確認していたkaeruさんが言った。

・・・御田ヶ原じゃなかったのか!
   ここまできて折り返すのは悔しいじゃんか!
   御田ヶ原分岐を見下ろすところで景色を眺めたい!

時計を見たら 折り返し時間まで5分ある。

思わず走り出した。


もう少しだ。




やった~! \(^o^)/

今日は見ることができないだろうと思っていた景色を眺めることができて満足。

そして・・・
この雪の下で、これから咲く花たちが準備していることを思った。

 

夏道に上がり、月山森の向こうに月山を眺め・・・

 

また雪の上に戻った。
kaeruさん、突然走り出しちゃってすみませんでした~。

 

残雪の山肌、うつくし~。

 

では、戻りましょう。



稲倉岳東斜面のヒダヒダを眺めながら・・・

 

雪の上をザクザク歩いて・・・

 

予定の14:30に 御浜に戻ってきた。




1週間前 屋根だけ出ていたトイレの建物は、だいぶ下まで出ていた。

 

ふと見ると、鳥海湖のそばから長坂道の方へ登っている人たちの姿が。
その向こうには水田が広がっていた。

 

御浜の小屋は・・・

 

入り口から出入りできるようになっていた。
スコップで雪かきした跡があったので、
泊まる人がいるのかも。

 

14:32 御浜から下り始めた。
      雪の上をザクザク下るから、16時過ぎには下山できるだろう。

 

登って来る時に歩いた尾根が見えてる。
遠くには 飛島も。

 

今 下っている人たちもいるね。




1週間前は 下の方を歩いた。
私も あんなふうに歩いてたんだな・・・。

 

下りは、下を歩こうか、上を歩こうか・・・

と思っていると、
「もう このまま下っても後悔することはありませんか?」
と kaeruさんが訊いた。

・・・あ! あった。

「あの棒が立ってるところ行きたいです」

「じゃ、行きましょう」

 

時間は 大丈夫だろう。




登りの時にも見たけれど、もう少し近くで見たい。
前々から気になってた棒のある所を。

 

 

地図では『・1577』と書かれている所かもしれません。

 

                     ・・・⑤へ続く・・・