9:37 水音が響く中でボ~ッと滝を眺めていたい感じだけれど・・・
そろそろ折り返しましょう。
ネコノメソウの仲間。
小さな茶色の粒々は種だろうか?
エメラルドグリーンのゾウムシの仲間みたいな虫を見つけて近づいたら、
コロッと転がって・・・死んだふり?
長坂道で時々見かけていたこの虫、『コシロコブゾウムシ』のようだ。
ここにもトチの花が落ちてる。
見上げると トチの大木に 花がたくさん。
「山椒の花が咲いてますね~」
という声に 見てみると・・・
ふだん見ているのより葉が大きな山椒。
5枚の花弁のうち1枚が小さくて チョウみたいな形の飾り花。
『ヤブデマリ』だそう。
見上げた斜面。
大きな木が生えているのは、斜面の上の方の溶岩の石がごろごろ積み重なっているところ。
また撮ってしまうトチの花。
可愛いんだよね~。
斜面のヤグルマソウ、花が咲き始めてる。
これは・・・カメムシの仲間のよう。
いろんな虫がいるなぁとキョロキョロしていると、今度は・・・
「お腹がふくらんでいるカナヘビがいますよ」
・・・どこ どこ?
いた~!
どんなタマゴを産むんだろう?
「カワガラスがいますよ。
巣の材料か何かを加えてますね」
何をくわえているのかよく見えなかったけど、とりあえず撮って
拡大して見たら・・・
巣の材料じゃなく、食料だった・・・。
水生昆虫だろうか。(カワゲラの仲間のよう)
これは・・マツの実生?
あちらこちらで見かけたハンミョウ。
動きが素早くて なかなかよく見ることだできずにいたけれど、
この虫は しばし止まっててくれた。
トチの花、いっぱい。
昔この辺りは修験の場だったそうで、
向こうの尾根のマツのことだと思われる文章が、古文書に出てくるそうだ。
その当時、この辺りは どんな様子だったのだろう?
斜面の道を登り尾根に上がって一休み。
「『オドリバエ』がいますよ」
とHさんが指さす方を見ると・・・葉の下に虫がいた。
オスがメスに餌を渡し、メスが餌を食べている間に交尾するのだそうだ。
近くに倒木があり、根の辺りに白っぽいものが付いていた。
この白っぽいものは、広葉樹の根に現れる微生物だそうだ。
なるほど、木によって微生物が違うんだぁ・・・。
では、ここから尾根の道を登って『堅餅岩』へ。
初めて歩く道。
どんな道かなぁ・・・。
・・・④へ続く・・・