では、アスレチックコースのような『蟻の戸渡り』の登り、
行きましょう。
脚の短い私でも登りやすそうな足の置き場を探しながら
ヨイショ ヨイショと 登っていき・・・
一登りしたところで 振り返って見る。
さっき歩いていたところが だいぶ下に見えるね~。
次は、こんなところを登って・・・
奥に雁戸山が見えた~。
その手前に、小さなピーク?がいくつかあるね。
一番手前の小さなピークの斜面に
アズマシャクナゲが咲いてるのが見えた。
標高が上がったことに加え、強風に吹きさらしになる尾根。
滑川コースとの分岐辺りまでとは 生えている植物が違うなぁ。
西側を見下ろしてみる。
遠くには うっすら飯豊連峰。
一つ登ると、その先の小さなピークが見えた。
これから自分もあそこを歩くんだなぁ・・・と想像してみる。
アズマシャクナゲが目の前に現れた。
そこにいるのは、どなた?
この辺りに生えていた木々は 何だろう?
分からなくて残念。
雁戸山への最後の登り。
斜面の まだやわらかな色合いの木々の葉を眺め、登り始める、
東側を見ると、笹雁新道の道。
ミネザクラ、ここでは まだ咲いてた。
土が乾燥してザラザラ、浮き石もあって 登りづらいところ。
ゆっくり登って行く。
「慌てず一歩一歩だよ~」
と応援してくれてるようなシラネアオイ。
苦手なスロープ状の登りがあって・・・
ゴツゴツな石の登りがあって・・・
濡れると滑りそうな湿った土の道を登っていくと・・・
10:43 雁戸山山頂に到着。
朝日連峰、月山、鳥海山・・・と眺めながら 一息入れ・・・
南雁戸山の方へと向かう。
雁戸山山頂から 笹雁新道との分岐までの わずか2・3分の道も、
いろんな植物があってオモシロイところ。
足元にはシラネアオイも咲いてて。
緩やかに下っていくと、分岐の標柱が見えてきた。
『笹雁新道』の下には、
『←水無沢林道経由笹谷』と書いてある。
ちょっと見に行ってみよう。
こっちの道も歩いてみたいけれど、
昨年 エコプロのツアーの皆さんが 親子のクマに遭遇したと聞いたので、
独りで歩く勇気ナシ。
でも、宮城コースでクマ糞を見たんだから。
こっちのコースだって遭遇の可能性はあるってことか・・・。
気持ちを切り替えて、南雁戸山へ。
2つピークの奥の方。
まずは、ここから急な下り。
スロープ状で滑りやすいところもあるので、
ゆっくり下っていく。
この辺からしばらくクネクネ下る。
・・・あそこまで下って、あそこまで登り返すのか~・・・・
と思ってしまうけれど、
足元に咲く花を見ながら下り・・・
鞍部まで下ってきた。
遅くまで雪が残る斜面の木々は、
今が芽吹きの季節。
いろんな色があって うつくしい。
ミネザクラのピンク色も見える。
色合いに惹かれて、しばらく眺めた。
反対の西側を見ると・・・朝日連峰。
美しい景色に元気をもらったところで・・・
さぁ、南雁戸山の方へと登って行こう。
・・・④へ続く・・・