では、八丁坂を登って行きましょう。


何度見ても面白いシラネアオイの実。

種が入っているショウジョウバカマの実。
3つにわかれてる部分の1つにつき40~60個の細長い種が入っているそうだ。

そういえば・・・
種で増えるほかに、「不定芽」というのでも増えることがあるみたい。
秋になったら、大きな株のショウジョウバカマの葉を見てみよう。
咲いた花も可愛いし、
★のマークが入ったようなツボミも可愛いマルバシモツケ。

ピンク濃い目のマルバシモツケ。


開けたところで振り返ると、
さっきすれ違った方々が雪渓を下り終えるところだった。

おや? この可愛いツボミは どなた?

こちらは、もうすぐ咲きそうなクルマユリだろうか。


これから花が咲く植物たちが準備中。
なんだか勢いを感じる。

上の方が見えるところに来た。

ヨツバシオガマ、上から見るとオモシロイ。

八丁坂の斜面をガスが流れていく。



わ、何の葉っぱだ?!
と思ったら・・・

葉脈を残して 何かの虫が食べた痕だった。
白くて小さな花がいっぱい。


スタートから すでに1時間。
普通に登れば河原宿に着きそうな時間だけど、
まだ八丁坂を半分も登ってない。

会えるかどうかわからないけど 探してる木があって、
いつも以上に キョロキョロしながら ゆっくり登っているんだ。
でも、なかなか会えないなぁ・・・

と思っていると・・・
ん? もしかして・・・これ?

こ、これだ~! 会えた~!

雁戸山で見たクロミノウグイスカグラがこの辺りにも生えていると知って、
会いたいなぁと思っていたのだ。
今度は花が咲いている様子も見てみたいけれど、
その頃は まだ駐車場まで上がってこれずに 車道の途中から登ることになるのかな。
エゾノヨツバムグラさん、こんにちは。


見晴らしの良いところで 一息いれる。
ガスが流れてきたか? と ちょっと期待。

ほら、さっきまでガスガスだった上の方にも
青空が少し見えてきたよ。

ミヤマヤナギのフワフワ綿毛。
風に乗って飛んでいくんだね。

少しずつ広がってきた気がする青空に ワクワクしながら登っていくと・・・

いた、ミヤマハンショウヅルだぁ。
この日 会いたかった花の一つ。

八丁坂の途中に 毎年ポツポツ咲いているのを見かける。


もう実をつけてるホソバイワベンケイがあるね。

空を見上げているゴリラの横顔みたいな岩。
毎度撮ってしまう。

ポツンポツンと咲いてるハクサンシャクナゲの
やわらかな花の感じがいいな。

わわっ! ミヤマハンショウヅルの花がいくつも。
道の右側にも左側にも咲いているのが見えてビックリ。
今年は当たり年なんだな。

「ヒッヒッヒッ・・・」と言いながら近づいてきそうな感じ(花に失礼)がしたけれど、
近くにある静かな感じのツボミを見て ホッとした。

『八丁分の6』まで来て振り返ると、
下の方は またガスで白くなっていた。

ずっと 晴れたりガスがかかったり・・・の繰り返しなのかもしれないな。

遠くの景色が見えない時は、
足元の可愛い植物を眺めながら歩くからいいもんね。

お、作業中ではないですか!

ハサミとか接着剤とかの道具が無いのに、
葉っぱを切ってクルクル巻いていくのだから素晴らしい。

邪魔しないように そ~っとしばらく様子を眺めた。
オトシブミの作業をしばらく眺めた後、また登って行くと・・・
月山森が見えてきた。

『八丁分の8』まで来たら・・・

さっきまで全然見えなかった上の方が 少し見えてきた。
ハクサンフウロの上にいたのは・・・何のカミキリムシ?

『トホシハナカミキリ』だそう。
地衣類もオモシロイ。

ネバリノギランの近くに 小さな虫。

あの何ともオモシロイ形の岩。
晴れていたら外輪の方をバックに撮るんだけど・・・
この日は 残念ながらバックはガス。

ここを過ぎると なだらかな台地になって、
雪解け水が流れる水音が大きくなる。


足元の花を眺めながら 河原宿の方へ。

この辺りにもイワナシがあった。
もう実ができ始めてるね。(食べるにはまだ早い・・・)


大きな沢とは別に、小さな沢も流れていて、
そのそばには、コバイケイソウやトウウチソウ、イワイチョウなどの葉が出ていた。


12:03 なんと2時間もかけて 河原宿まで来た。
サクサク登っていたら、とっくに月山森に着いてるな。

ゆっくりキョロキョロしながら登って、
探し物が見つかって よかった。

河原宿の小屋は、さらに崩れてしまいそうな状況になっていた。

以前、小屋の中から出てきたオコジョ、
今は どうしているだろうか。
・・・③へ続く・・・