THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/07/13 鳥海山・千畳ヶ原と笙ヶ岳へ⑥


蛇石流分岐から 鳥ノ海分岐の方へと登って行く。

 

何度見ても迫力を感じる石。

 

そこを、雪解け水が流れていた。

 

振りかえると、
蛇石流分岐の手前ですれ違った方は ちょうど木道を登り切ったところに。

早朝に滝ノ小屋口をスタートしての周回。
上の方は やはりスゴイ人の数ですれ違いが大変だったそう。

 

小沢を横切って石の道が続く。

 

沢沿いの石のそばには、
これから咲くのであろうダイモンジソウの葉が出ていた。

 

石の階段を少し登ったところで、小沢を見下ろして眺める。

 

水音をききながら歩くのは 本当に気持ちが良い。

 

 

 

 

 

下ってきた時には とくに気にならなかったスミレ。
登って行く時は 花からジッと見られている気がして立ち止まってしまった。

 

花弁の数、いろいろ。

 

開きかけの葉の様子が何となく気になったトウウチソウ。

 

道のそばの斜面の流れ。
通るたびに立ち止まって眺める。

 

よく見ると、
伏流した水が、石の道の下を通って出てきている所があった。

 

前鍋の方から流れてきてるのかな、と見上げた。

 

雪渓から鍋森の方へ行った方たちは、
鍋森のピークに立って すでに下っただろうか。




登りは、雪渓の上を歩いてみた。
「この辺、薄くなってるので気を付けて下さいね!」
と、千畳ヶ原でお会いした方が声をかけて下さった。

お二人は、何年か前に鳥海山で出会い、意気投合。
それ以来 時々一緒に山歩きしているのだそうだ。
お一人は埼玉、もう一人は山形市の方だった。


とても仲の良さそうなお二人の雰囲気が素敵だった。


 

 

 

なかなか急な斜面の階段を、一歩一歩登って行く。

 

 

鍋森の方を見て 
ポコンとした岩の塊のような所が気になった。

 

今まで意識して見たことが無かったけど・・・
小さな溶岩ドームみたいな感じ?

 

まだまだ気づいていないものが いっぱいあるんだ、
きっと。

 

13:15 鳥ノ海分岐まで戻ってきた。

鳥海湖のそばに出ると・・・


ザーザーと雪解け水が流れ込む音が聞こえていた。



水際に残る雪渓は、もうほんの少し。

コバイケイソウやモミジカラマツの葉が たくさん出ていた。

 

 

 

 

御浜に人がたくさんいる様子が見える。

 

鳥海湖を覗き込みながら歩いて行く。

 

なんか、いつもと違う感じ?

 


あ、増水してるからかな?

 

いつも水面に出てるところが沈んでるからかも。

 

 

今度来る時には あの雪渓が解けてなくなってるだろうから、
水音は聞こえなくなっているかな・・・。

そんなことを思いながら歩いて・・・

 

木道に上がった。

 

あれ? 何の花だ?


一度通り過ぎてから戻って 見てみたら・・・
キンコウカだった。

キンコウカって、広い湿地に咲いてるところばかり見ていたので、
ポコッと株がある様子を見たことなかったかも。


同じ花でも、
咲いている状況や様子が違うと、別の花みたいな気がするね。


 

前回反り立つ壁のように感じられた雪渓は、
ほとんどなくなってる。

 

雪渓が解けたばかりのところは、斜面が枯れ草色。

 

残る雪渓は あと少し。


雪解け水流れる斜面を
慎重に歩いて行く。

 




前回は、
ドキドキしながら20分以上もかかって やっと登ったんだったな。(;^ω^)


ふたたび木道に上がって 分岐に出ると・・・

ニッコウキスゲが待っててくれた!

 

                       ・・・⑦へ続く・・・